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記事の価値、私の価値

フリーライターとして取材させてもらって記事を書いて、一番うれしいのは、取材対象の方から、記事すごくよかった、ありがとうと言われたとき。次は、身近な人から記事読んだよ、良かったよと褒められたとき、その次くらいに、記事のおかげで、売り上げや集客が増えたと聞いたとき、かなぁと思う。

この9月から、福島県の地元紙「福島民報」で随筆の連載を始めたのですが、今までで一番読まれている手応えがある。
その初回にも書いたのですが、私の記事は基本Web掲載なので、地元福島より、遠く離れた、Webで情報を取りに行く首都圏の方に届いている感覚がある。そうすると、本当にどんな人が読んでくれてるのか、届いているのか、手応えも感触もわからない。

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(↑楢葉町の我が家の屋根の上に広がる秋の空)

翻って、地元紙での連載は、とにかく周りの人に「読んだよ」って言われる。福島の人(意外と年配の方に限らず)は、基本地元紙しか読まないと言っても過言ではない。そして、情報収集の手段は、その地元紙とテレビのローカルニュース。ネットニュースは、よほど炎上してテレビのニュースにでもならない限り、話題にならない。なので今まで、地元では殆ど、私の記事を「読んだよ」と言われることが無かったのです。

なのでもちろん、今まで私の記事を読んだことのない人に向けて、私の思いや感じたことを書こうという狙いはあったものの、ここまで反応がダイレクトだと驚くというか……、そしてやっぱりうれしいものです。

正直、原稿料はどんなWeb記事より安いです。でもそれ以上の価値があるなぁと感じていて、次回を書くのがとても楽しみなのです。

※掲載許可をいただいてる、初回の記事です(2019,9,5 福島民報掲載)※

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カバー写真は、本日撮影して来た、双葉郡富岡町の田んぼ。実りの秋!

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