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コーヒーの薬膳的効能と飲まないほうがいい人の特徴

実はコーヒーを飲むと体調が悪化する人がいるって知ってました?
何気なく飲んでいる、そのコーヒー、実はあなたにあってないかもしれません。


皆さんはコーヒーを飲みますか?

今ではコンビニでも手軽に美味しいコーヒーを購入できるようになり
すごく身近な飲み物になっていますよね。
毎朝ご飯と一緒に、おやつタイムのお供にと習慣的に飲まれる方も多いのではないでしょうか。

その一方でコーヒーを飲むとお腹が痛くなる、気持ちが悪くなる、下痢をする
などコーヒーがあわないと感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

実はこれ、コーヒーが持つ効能がこのような症状を起こさせているのです。


今現在コーヒーを飲んでなにも不調が起こらない方でも、コーヒーを避けるべきタイミングで飲んでしまうと、いつの間にか体にトラブルが起こってしまう可能性があります。

なので、今回の記事ではコーヒーの持つ効能と避けるべきタイミングについてお話をしていきます。

私自身も実はコーヒー大好き人間で毎日のように飲んでいるのですが・・・
薬膳を知るまでは毎日「なんとなくコーヒー」
コーヒーを飲むとスッキリする気がする、という理由で毎日1〜2杯を飲んでいました。

でも、このなんとなくコーヒーを続けていると、コーヒーの持つ力があなたの体を蝕んで知らず知らずのうちに体の調子が悪くなり気がついたときには不調まみれという可能性もあるんです。

ただ今回紹介するコーヒーの効能と避けるべきタイミングを理解すればコーヒーの良い効能はしっかりうけとり、体の調子が悪くなる飲み方を避けることができ、コーヒーの力を120%活用することができますよ!


実際に私も毎日体の状態にあわせてコーヒーを飲むか飲まないか選んでいますが
かなり体調が良いです!
薬膳的にしっかり解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!

コーヒーは体を冷やす?温める?

まず、今日のお話はブラックコーヒーに関してのお話となります。
そのため、カフェオレなどのコーヒー飲料やパックで売られているコーヒー入り清涼飲料では、今日説明する効能は得られませんので、ご注意くださいね。

で、そのコーヒーなんですが、現代栄養学的にはカフェイン以上にポリフェノールがたくさん含まれているため、心臓病、脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するという研究結果もでていますよね。


この記事では薬膳的に見た効能を説明していくのですが、まずみなさんに質問です!


コーヒーは体を温めると思いますか?冷やすと思いますか】



これまで沢山の方と話してきたところ、どうやらコーヒーは体を冷やすと思っている方が多いようなのですが、実は薬膳では体を温める働きがあると考えます。
どうですか?意外でしたか?

コーヒーの生豆自体は温める効果はないのですが、コーヒーは焙煎していきますよね。この長く熱を加える過程で体を温める効果が付いていくと考えるんです。

薬膳的に見たコーヒーの効能


そして、薬膳的な珈琲の特徴は
五味が苦味、五性は温性。
効能としては、養心、鎮静、強心、利水、解酒


わかりやすく説明すると
✅️味に苦みがあるのでデトックス効果が期待でき、体の冷えを取り温めてくれます。
✅️気持ちを穏やかにしてリラックス効果、心機能を強くします。
✅️眠気覚まし、二日酔いのときにもピッタリ!
✅️利尿効果もあるので浮腫の改善も期待できます。

また、コーヒーのかおりにはストレス解消効果もあると言われていますよ。
このめちゃくちゃすごいコーヒーの効果、有効利用していきたいところですよね!

コーヒーを飲まないほうがいい人の特徴


そして、コーヒーを避けるべきタイミング、なのですが、コーヒーは胃腸、東洋医学でいう脾胃に負担をかけやすい飲み物です。

そのため、胃腸が弱い人はもちろん、夏バテで食欲が落ちている時、疲れが溜まっている

時、胃もたれをしているときには避けたほうが良いですね。
また、お腹が空いている状態で飲んでしまうのも危険です。


また先程話したように体を温める作用がありますので、ほてりを感じている方は控えるのがベストです。
更年期のほてり症状が強い方、暑い日に外で活動して火照ってる時、寝不足でほてり感のある時、そういうときはコーヒーはやめて、熱を冷ましてくれる緑茶がおすすめですよ。


また、皆さんも御存知の通りコーヒーにはカフェインが多く含まれていますので、飲む量にも注意が必要!
適正量としては1日1〜2杯がいいですね。

かつ、夜の眠りに影響が出ないよう、14時までに飲み終わるのがベスト!
カフェインに敏感に反応する方でしたら、午前中に飲んでしまうことをおすすめしますよ。

まとめ

以上のことから、まとめると・・・

コーヒーがおすすめなタイミングは
・冷えているとき
・むくんでいるとき
・ストレスを感じているとき
・眠気があるとき
・二日酔いのとき

避けるべきタイミングは
・胃腸が弱っている時
・ほてり感がある時
でした!


今日まで全然意識せずコーヒーを飲んできた!という方も多いと思いますが、大丈夫。私も昔はそうでした。

でも飲み物一つでも、体のパフォーマンスはガラッと変わります。
私もそれは日々感じていますので、まず今日から、ぜひコーヒーとの付き合い方を見直していってみてくださいね!


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