「ラテンアメリカの民衆芸術」展を観に行きました。
とあるご縁で、大阪の国立民族学博物館で開催中の「ラテンアメリカの民衆芸術」展プレビューに行ってきました。
久々にラテンアメリカのArte Popular(民衆芸術)に触れ、なんだか懐かしい感覚でした。
見所たくさんで、とっても面白い展示です。メキシコの死者の日祭壇はとりわけ素晴らしかったです!吉祥寺のメキシコの民芸とフォークアートのおさんが再現したものです。メキシコの現地の雰囲気がとてもよく再現されていて、メキシコの友達の実家の空気すら感じ、懐かしさを噛み締めました。
手作りの素朴な仕掛け玩具、楽器、骸骨、アレブリヘ(空想のカラフルな動物の木彫)、生命の木、社会的メッセージ性のあるパッチワークなどなど、興味深いものがたくさんありました。ラテンアメリカの国々でそれぞれ作風や傾向、空気感が違うこともよく見て取れます。
メキシコとチリのパッチワーク作品は、私はこの展示で初めて目にするものでした。一見素朴で可愛いのだけれど、ラテンアメリカの社会問題がテーマになっていて、移民問題など、難しく苦しい現実が表現されています。厳しい社会問題を素朴なパッチワーク作品にしてしまうところはさすが、ラテンの彼らのすごいところです。
民博の常設展も、とても見応えたっぷりです。一日では足りません。また改めて足を運ぼうと思います。
太陽の塔を拝みながらその奥の民博へ行きました。不思議と、岡本太郎作品に触れる時はメキシコに縁がある時が多いです。岡本太郎もメキシコに縁がありますしね。
展覧会は、2023年3月9日(木)~5月30日(火)まで、国立民族学博物館・特別展示館で開催中。
メキシコのフォークアートが気になったら、吉祥寺のラブラバさんもおすすめです!素朴でレアな作品をじっくり目の前で楽しめます。ちなみにラブラバさんは、先月のチョコ展会場のリベストギャラリー創から歩いて5分かからないくらいの所です。来年も2月にチョコ展あるので、ハシゴもおすすめします〜!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?