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未来からのワクワクレターで、ワクワクする未来を描いてみた結果が赤裸々過ぎる!?件。

前回過去へのラブレターを書いてとても為になり面白かったので未来からのワクワクレターも書いてみよう。かなり赤裸々な記事になると思うが、潜在意識にまで到達するような強い何かが欲しいと思う。

今のあなたへ

生き方を決めて人生が始まったのが47歳。わたしは今、それから20年過ぎた67歳のわたしです。

まずは、50代なんてまだまだ見た目にコンプレックスを感じるような歳じゃないし、わたしは未だに昔のあなたが公言したように、おばあちゃんになっても大好きなヴィヴィアンの服を着こなしている。
堂々と好きな服を着て街中を歩きなさい。年相応とか考えてもあなたには出来ないの分かってるわよ。

少しわたしの思い出話に付き合ってちょうだいね。

生活保護を抜けるのは大変だったけど、キックボクシングで心身を鍛えたりして精神障害に打ち勝ち、自営業でコツコツ資金を貯めながらYouTuberとして世界を狙うという堅実なのか博打なのか、とにかく企業して宣言通り世界的YouTuberになるだなんて、本人しか信じてなかった偉業を成し遂げた上でキッチリと難関の生活保護脱出が出来たのは、本当に偉かったわ。どうしても達成したい目的があり、具体的な計画に基づく確信があったんだからある意味当然だったんだけど、発想力では昔から他に誰も思いつかないことばかりしてきたのが幸いしたのよね。

初めから世界を狙うというのがわたしらしいと今でも思うわ。もちろん生活保護でお金がない中での作業だったから、パソコンすら買えないスマートフォン一台からのスタートだったけど、頭を使って工夫したり勉強するのは楽しかったし、今でも好きよ。

だけど、あの頃みたいに野望を持って死ぬ気で何かに取り組むことはもうないわ。今のうちにいろんな経験をしておきなさいね。世界的YouTuberになれた経験は、今でも密かないい思い出よ。頑張ってね。

あなたが独立したかった真の目的は、ある人が言った一言だった。「君は自立しなさい」あなたはその人がいなくなってからも、その言いつけを守ろうとしていた。思い出すわ。なんとか繋がっていたいと言いつけを守り、空を見上げては繋がっていると感じる自分に喜び、月を観れば毎晩その人に向かって話しかけていた。同じ月を観ていると信じていた。

どこで何をしているかも分からない、何故いなくなったのかも分からない愛する元恋人と、いつかまたどこかで出逢えるといいなというその純粋な願いと毎日のように頭の中で考える彼との理想の生活。
あなたは決して、自分は何をやってるのかと悲観的にはならず、常に明るい未来を信じ続けていたわ。

今でもわたしの旦那さんがよく言ってるわ。何故あのとき君は自分を待っていてくれたのか、あのとき君を見捨てた俺を許してくれたのか。君があんなに辛いときに置き去りにした俺をずっと愛してくれていたのか。貴方もいろいろと苦しいときだったのだから仕方なかったんでしょう?今さらもういいのよ。と何度言ってもそれでも一生かけて償うという覚悟は変わらないんですって。詳しくは言えないしあなたも何かあったんだろうと察してると思うけど特別に一つだけ教えてあげるね。彼は悪くないわ。

償うって言ってくれてるし、結婚してからはもうなんでも甘えてきたわ。子供が産まれてからはあまり言わなくなったけど、わたしにはお料理と子供の躾だけ頼んで、他は全部やってくれる気だった。わたしも手伝いたいときは手伝うけど、旦那さんの意志を尊重して、その間に子供や小鳥と遊んだり、家事をする旦那さんを眺めてたり、自分の仕事をしたりしていたの。あなたが立ち上げた会社を家族が自活出来るくらい大きくして、YouTuberは引退。手が空いたら内職もしてた。相変わらず仕事が好きよ(笑)

旦那さんは相変わらずあなたも知っているところの稼ぎ頭で、わたしたちはとても裕福な生活をさせてもらっているし、旦那さんは昔のあなたと過ごした10年間まるで側にいてやれなかった自分には何の価値がなかったと、もうあの頃みたいな仕事人間をすっかりやめて、わたしを一番に考えてくれてる。

わたしが一人で仕事をしている時間は俺も会社で仕事するって感じで食事はもちろん一緒だし、例えばわたしが病気したら会社を休んだり、遅刻、早退出来るくらいの立場の偉い人になったみたいよ(笑)
昔から自分の勤務帯やお給料を決める人だったね。

わたしは彼が転職したいと思えばどんな仕事をしていてもついていくけれど、息子を自分が望む道に進ませてやりたいからという理由で稼いできたし、そのおかげで旦那さんの夢のまた夢だったわたしたちの息子がサッカー選手を希望して海外留学まで行ってくれたから、あとは海外チームに入るだけやとようやく腰を下ろしてくれたみたい。息子がサッカーとギタリストで迷ってたとき、旦那さんの方が明らかに葛藤していて(笑)やっぱり元プロのギタリストとしてはそちらの夢も捨てがたかったみたいだけど、結局息子がサッカー選手を選んだの。好きな習い事をさせたけど、やっぱりサッカーかギタリストだったみたい。稼ぐ旦那さんで良かったのはあなたが思い描く通りやっぱり子供が出来てからだった。

そろそろ息子から手が離れて、旦那さんが後継者を育て終わったらわたしも仕事をやめて、初めてと言っていいほど夫婦だけの日々が始まるわ。ハネムーンベイビーとまではいかないけれど、わたしの年齢と身体のことがあるから、二人だけの時間は結婚して息子が産まれるまでの約一年。息子が産まれてからも変わらずわたしを大事にしてくれていたし、そのうち三人でいろんな経験も出来たし、特に不満はなかったんだけど本当はドキドキしてるの。70歳近くにもなってまだこんな新鮮な気持ちでいられるのはお互いが出逢った日の気持ちを忘れないから。 

あと10年はお互い健康でという約束をしました。
その後は、どちらかが不自由な身になったら高級介護施設に二人で入るのもいいねーなんて言ってる。

65歳の彼は、相変わらず男らしくてカッコよくて、でもあの頃よりもよく話す人になったわよ。わたしが喋るからつられたのか、あまりにも無口だったあの人がちゃんと話してくれるし、相変わらず大事なことはきちんと言葉にして伝えてくれる。話しやすくなったからか会社でも人間関係がやり易くなったみたいで、今ではたくさんの従業員が尊敬する、親しみやすい上司的立場みたい。あなたはそういうところを気にしそうだから教えてあげるわね。

余生はまずはとにかくギター三昧、息子の試合観戦、わたしとの時間を最優先に計画してくれてる。元プロのギタリストとしては、自分が一番好きなものを絶って今の新しい仕事に入って以来ずっとギターに飢えていたに違いないから、好きなだけって感じよね。早くあなたにも聴かせてあげたいと思う。

マンションを購入したときに、家の中に立派なスタジオを作ったのね。わたしはそこでギターを教えてもらったり、打ち込みを教えてもらったり、二人でカラオケしたり(笑)いろいろ遊んでたんだけど、旦那さんがそこに投資する金額が半端なくてね^^;

やっぱりPAとかギタリストやってた人だから、スタジオの音響にもこだわるし、ギターやベースアンプも、打ち込み機材も、とにかく遊びじゃもったいない感じの設備が整っているらしいのよ。わたしには詳しくは分からないけれど。彼のギターが何本増えるか楽しみ。わたしは素人だし三本目を最後に。
二本目?もちろんリッケンバッカーよ。高かった!

やっぱり稼ぐ旦那さんが一番だと思うけれど、わたしも稼ぐ気はあるし、どちらかが倒れても大丈夫なように自分の仕事はきちんと持っておいた方がいいよ。それに、わたしの旦那さんは嫁には家にいて欲しいタイプなので、自営業はうってつけだったよ。

あとはお花だけど、居間に割と高級なお花屋さんに季節の花を飾ってもらってる。あなたの好きなドイツ系よ。だけど旦那さんの仕事部屋には、わたしが選んできた花を一輪飾ってあるわ。喜んでくれる。

あの頃何を考えてたかなあと思い出して、それを一つずつ提案したり実行してるの。今までのあなたの分もね。これからもたくさん夢みてくれたら、二人の人生はもっとワクワクするものに変わっていく。

笑いの絶えない温かい家庭だしお金の心配もない。あなたが今も彼を待っていてくれるからこんな夢のような生活が送れているの。あなたのおかげよ。

いつどこでどんな風に逢えるのか、それはあなたが今の心のまま信じてさえいれば大丈夫。彼も同じ気持ちなんだけど、彼にはあなたへの負い目があるから、出来たらあなたが彼の名前を呼んであげてください。これがギリギリ出来るアドバイス♪(´ε` )

最後に、あなたが考えている二人の子供の名前は旦那さんが涙を流して喜びめでたく採用されました!
そして、その名前に関わるあの方が大の子供好きのおじちゃんと豹変して小さな頃はことあるごとに山ほどプレゼントを持って我が家に来てくれました。

あなたがまだ彼と付き合っていた頃に、彼が尊敬して止まないその方が家庭を諦めて企業のトップとして生きる覚悟をした方だということをあなたが内心汲み取り、その当時から二人の子供にあの方の一字を使う提案を彼にしてくれていたこと、結婚して再び提案したこと、そしてそれを快諾した旦那さんのことを知ったあの方は、号泣してお礼を言われて、自分の名前一文字が入った二人の息子を、本当の自分の息子だと思っていると仰ってくださいました。

あなたがまだ彼と結婚するかも分からないうちに、二人の子供の名前にその方の一文字を付けたいという話をしたのは、障害で子供が産めないかもしれない自分と同じように仕事で家庭を諦めたあの方の心境を想ってのことだったのでしょう。けれど、もし彼が器の小さな人間ならば、そんな意図は汲み取らず他の男の名前だなんてと怒るかもしれなかった。

旦那さんは大きな人だけど、当時どう思ったかは分からない。あなたの崇高な精神と思いやりが、伝わらなかったばかりに大事な人を傷付けることもあるということもどうか覚えていてください。旦那さんは結婚してあなたが改めて名前を提案したときにはあなたの意図が分かっていました。だからありがたく喜んだ。あなたの将来の旦那さんは器が大きくて優しい人です。たぶんあなたが思うよりもすっと。

どうか、二度目の再会までこれからもどんどん二人の楽しい生活を夢にみていてください。あなたが逢えないと思っても逢えるとは思うけれど、逢えないことを恐れずにワクワクと未来の旦那さんを笑わせることをたくさん考えて周りの人よりも20年程短い夫婦生活を開始から猛スピードで充実させてね。

この先あなたには、何一つ保証も確実なものもないまま一人で頑張ってもらわなければなりません。それがしんどいのであれば、他の道を歩いても構わないのです。その場合でもきっとわたしは別の形で幸せになっているでしょう。だけどこのワクワクレターをあなたが読んでいるということは、このわたしから届いたということ。つまりこれは、今、あなたの本当に望む未来からのワクワクレターじゃない?

最後に

わたしはあなたに、息子の顔を見せてあげたいの。

20代で精神障害が発覚してからどんどん加齢してゆく中、出産を何度も諦めかけたあなたを今でも励まし続けているのは、たぶんわたしの息子だと思います。年齢からしても奇跡に近いタイミングになるかもしれないけれど、大丈夫。あなたの息子さんは本当に身体が丈夫で、遺伝的にも問題ありません。
息子からのラブレターを添付して終わりにします。
あなたがいるからわたしがいるの。ありがとうね。

未来のわたしより

おかあさんへ。僕は今、ブラジルに来ています。
夢は海外クラブのサッカー選手。名前は敬人です。
僕が、おとうさんとおかあさんの子供になります。


これはもう、書いたままですが、設定を20年先の自分にしたことで、予想外に老後まで書いてしまいました。老後生活までワクワクすることが出来た!

逢えるか分からない元恋人との家庭を想像して勝手に楽しんでいるわたしは、おかしいでしょうか?
わたしはそうは思わないんです。たとえこれが全て夢と消えても、わたしは悲しんだり絶望などしない。夢を見ることに、価値があると思うからです。

それに、具体的なイメージをすると、なんだか実現しやすくなるような気がしてきます。昔流行った言い方をすると既にある未来の現実を引き寄せているのではないかという感覚をだんだん覚えるのです。

逆説的に言えば、どうせ逢えないからと諦めたり、極めて可能性の低いことに期待するのが怖いからと言って、願望はあるのに全くその先を見なければ自分が描く未来は真っ暗なままじゃないでしょうか?
何も行動出来ないと、この先何もワクワクしない。

そして何より、未来から現在の自分を見ることで、この先の人生計画が具体的に逆算出来ます。わたしは普段からそういう計画をしてきたつもりでしたが、そこに自分がワクワクする楽しい未来という概念がプラスされると、現実的に計画がずれたことに驚きました。例えば今少し焦っている起業やYouTuberの計画はもう少しゆっくりでいいとか、

キックボクシングや楽しい夢のある人生計画は前倒しでどんどんやっていい。と言った風に堅実な人生設計とワクワクする未来設計とではどこか観点が変わってくるようです。楽しんで人生設計をするために、ワクワクメールは大変有効だと思います!それにもしわたしが結婚出来なくてもこの計画はそれに左右されません。わたしは企業し自営業とYouTuberで生活保護を抜けて、別の形でワクワクするだけ。

しかし、ここまで赤裸々に書くと後には引けない感がアリアリで(笑)わたしって度胸あるなぁと思います。息子の名前なんて、元彼さんすらまだ知らないのにこの場で大発表です。でも、恥ずかしいことなど全くないです。わたしは真剣に考えているから。

天を敬い国を敬い人を敬う人になって欲しい。そういう想いを込めたつもりですが、ブルーハーツのヒロト(広人)みたいに、人がつく名前ってなんかいいなぁ。ケイトいいやん!パンクロックや✌︎('ω'✌︎ )
敬は決まっていたので、そうやって決まった名前。
わたしには、導かれ感がある名前に響いてきます。

敬人君からのラブレターは効果抜群な気がします。
こんな男の子に育てないとと責任感を感じるし、
何よりも、彼の男らしい性格そのままで嬉しい。

全ての条件が奇跡的に合えば、敬人君に会えるんだから、わたしはその奇跡を信じてワクワクしよう。
敬人君、お父さんは奇跡を呼ぶ男って評判なんだ。


20歳のときから躾や子育てについて真面目に考え始めました。子供がこんな質問をしてきたら、何と答えるべきか?これはお父さんに任せた方がいいかな?シュミレーションを重ねて生きてきたのです。

なのに、27歳で精神障害者になり、遺伝の知識はないものの、これはどう考えても無理だ。自分の子供にこんな拷問みたいな人生を送らせたくない、と。わたしは自分の体を大事にしなくなりました。

諦めたはずの子供は、初めて男の人を愛したときに、また望んでしまいました。彼の子孫を残せないならわたしは消えた方がいいのではないかと悩みました。とりあえず彼に名前を提案し、ありがとうと言ってもらえました。ただ彼が子供を望んでいるとはあまり思えませんでした。彼は愛した女性と結婚もせずダラダラと付き合うような無責任な人ではないし彼なりに悩んだり何か考えていたのでしょう。

わたしには、もう彼の気持ちを確かめようがない。

もし望まれたときは、もちろん医師と相談になりますが、わたしには魂の声が大丈夫だと聞こえるのです。魂の声についてはまたいつか(・∀・)とにかくわたしは大丈夫だと思うことにしました。それに、こういう話はもし遺伝した場合のことも含めてきちんと夫婦で相談するべきじゃないかと気付きました。


傷害を持って産まれた子供がかわいそうとか、両親は辛いだろうとか、きちんとその方々を見て知ってから判断してください。家族愛と傷害の関係とは?
そこには親子の愛情と絆があるだけかもしれない。


神さま、お願いします。どうか、彼との子供の敬人君に会うその日がわたしの人生に訪れますように。

今回のワクワクメール一等賞は、敬人君でした(^_^)
(次点はリッケンバッカーのギターの下りかしら)

たまにはワクワクメールもいいものと思いました!

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