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五十の手習い始めました~茶道編~

「五十の手習い」ということわざをご存知ですか?

高齢になっても何かを学ぶのに遅くはない、という意味です。今は50歳なんて全然高齢じゃないですけどね。

かつて人生50年と言われていた時代、平均寿命も短かったことから、死を目前にしながらも学ぶ姿勢を表していると言われています。いくつになっても学ぶことは大切ですよ、という教えなんです。

なぜこんなことを書いているのかと言うと、
最近、ずっと興味のあった茶道を始めたんですよ。

しみじみ「何歳になっても新しいことを学ぶのは楽しいな」「大人になってこそ分かるよさってあるな」と思います。

茶道を始めたきっかけ

25歳からアメリカに留学をした私。

以前こちらの記事でも書きましたが、海外で生活して初めて「いかに自分が日本のことを知らないか」ということに気づいて、日本人として恥ずかしく感じました。

アメリカの小学校の中には「多文化を学ぶ」活動が盛んな学校が多く、同僚から「子どもの学校で日本文化を紹介してくれない?」と声を掛けられることが度々ありました。

ところが私は、日本のことを紹介できるようなことを何も持っていなかったんです💦海外の人に紹介できるような、浴衣や着物、お茶、生け花、書道、剣道や空手などといったものが何一つなくて。

この時ほど「何か一つでも身に着けておけばよかった!」と悔やんだことはありません。

留学するというと語学や文化の違いに目が行きがちですが、実は自分の国の文化を身に着けているというのは本当に意味のあることなんだ!と実感しました。

難しかった教室選び

「日本に帰国したら今度こそ日本文化を学ぼう!」と思いました。ちなみに私が興味があったのは、華道、茶道、古武道。

でも、どれも正直、全くのゼロから始めるのには敷居が高いんですよね。。。そもそもどのお教室に行ったらいいか、先生との相性は、お友だちはできるのか、など不安要素が多くあります。

実は数年前に生け花教室の体験に行ったことがあるのですが、なんとなく先生とも教室とも合わなくて入会には至りませんでした。

難しいものです。

そこから諦めていたのですが。。。

今回たまたま尊敬する知人が声を掛けてくれて体験に行ったのがきっかけで今のお教室に出合えたんです。茶道は厳しいイメージがあったのですが、とても優しく包容力があるお師匠と、和気あいあいと参加されている先輩の姿を見て、「ここに通いたい!」とすぐに思いました。

やはり教室などは身近な人のお話しが心強いものです☺

奥深い日本文化

茶道を習うのは生まれて初めてですが、
周りの友人に聞くと、中学や高校で茶道を経験した方も多いよう。

まだまだ始めたばかりですが、茶道を通して教養が深まる感覚に毎回感激しています。掛け軸の書、生けられた花ひとつとってもそこに込められた意味や季節感が繊細で深いんですよね。

そのよさが分かるのも、こうして大人になってはじめた習い事だからかなと思う部分もあります。大人の習い事ならではの特権です。

グローバルに、グローカルに

私の大好きな言葉に「グローカル」というものがあります。

グローカル(glocal)とは、「global(地球規模の)」と「local(地域的な)」を合わせた造語で、地域性を考えながら地球規模の大きい視点で考え、行動することを表した言葉です。

世界という大きな視野をもちつつ、自分の住む地域や日本を大事にする姿勢はこれからより大切になっていきます。

普段、日本を土台にして海外に羽ばたく人たちを応援する活動をしている私。英語ももちろん大切ですが、こうした日本の文化や歴史に精通していることが、海外に出ていくうえでとても大事なことなんですよね。

何歳になっても興味をもち、学び続ける楽しさを大事にしていきましょう✨

よければこちらの記事もどうぞ♪

P.S. ちなみにアラフィフですが、まだ50歳ではありません!

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