世界に必要とされる、たった一つのチカラ。

2023年8月24日 16:54

こんにちは。
おうちで楽しみながら
AI時代に負けない子供を育てる　
認めて伸ばす英語コーチ　
宮川まいこです。

世界に必要とされる
たった一つのチカラといえば
あなたは何だと思いますか？

今日は、私が12年間海外で生活し
日本国内外の外資系企業で働いた経験から
世界で通用するチカラをテーマに書いていきます♪

ご存知ですか？日本は世界一大人が学習しない国。

最近になって、リスキリングという言葉を
よく耳にするようになりました。

リスキリングとは、
技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために、
業務上で必要とされる新しい知識やスキルを学ぶことです。

JMAM 日本能率協会マネジメントセンター

働きながら必要とされる知識やスキルを獲得していきましょうね、というのがリスキリングです。

私の印象では
noteやリアルで知り合う皆さん、
お仕事をされながら発信や勉強をされていて
とても勉強熱心な印象があります。

ところがOECD（経済協力開発機構）という
国際機関のデータによると、
25歳以上の社会人が学ぶ割合は
日本がぶっちぎりの最下位である、という
データがあるのです。

驚きですね。

経済産業省からもこのようなデータが出ています。

「企業は人に投資せず、個人も学ばない。」
これは、企業や個人が悪い訳ではありません。

今までそういった習慣も必要もなかった。
でもこれからはそうはいかないよ、
ということなんですね。

欧米系の企業で働いている方は
社内外のトレーニングを受けて
自己投資をすることは必須、ということを
身に染みて感じているのではないでしょうか。

かつての私も仕事をしながら
オンライントレーニングをしなければならず
締切ぎりぎりにひーこら言いながら
なんとかトレーニングを完了していました。

社内トレーニングに加えて
人事系の資格を取得したり
他社との勉強会に参加をしたりと
仕事の一環として
個人の知識やスキルを高めることが求められました。

英語やスペイン語などの語学も
会社がサポートしてくれて
本当にありがたかったです。

トレーニングの時間は
評価に影響する＝給与に反映されます。
個人が力を伸ばすことが
企業にとってもプラスに繋がる、という考えなんですね。

ところが日本はどうでしょう。

私が日系企業で勤務した印象では、
個人の利益になることは
会社はサポートしない、
という姿勢を感じました。

外部のトレーニングを受けたいと思っても
上司が日本人の時はとっても気を遣いました。
　
「学びたい」という姿勢は
欧米企業ではとてもポジティブなことと
受け取られますが
日本人の上司の場合
「なんで？予算を使って？」という
無言の圧を感じる時がありました。

・新卒採用
・終身雇用
・年功序列　の文化では、
個人が会社のお金でトレーニングを受ける必要も
きっとなかったんだろうなと思います。

でも、時代は変化してますからね。

日本人はそもそも勤勉だと思います。

でも、会社が学びのお金を出してくれなかったり
仕事が忙しすぎて学ぶ時間がなかったり
新しく学んでも給与に反映されないので
やる気はあっても学ぶ余裕がない・もしくは
こっそり自腹で勉強している。
そういうケースもあるのかな？と思っています。

ここまできてお気づきでしょうか。

世界に必要とされるチカラ、それは、
自ら学び続ける力なんです。

学校の勉強に留まらず
何歳になっても、
生涯に渡って学び続ける力。

私がとても共感する
教育哲学者の林竹二先生の言葉があります。

「学ぶことは、変わることである。」

本当にそうだな～と思うんですよね。

学ぶということは、絶えず自分をつくり変えていくことだ、とわたしは思っております。

それでは何が変わるのだろうか。

それは、ものを見る見方・考え方が変わり、生き方が変わるということです。

林竹二『生きること学ぶこと』

学校や会社から
与えられるだけの学びではなくて
自ら意欲的に学ぶ姿勢を持ち続けている人を
世界は必要としています。

子供が「学ぶことは楽しい」と思える経験を
積み上げていくことが大事なんですね。

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