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社会人大学院生の年末年始の過ごし方

2024年に入りました。
残念なことに、元旦から悲しいニュースをみることとなりました。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

この状況に対して私ができることは、いつも通りに自分がやるべきことにコミットし社会に還元することだと思い、その一つとして(間接的でも)noteを書きたいと思います。

長期連休こそ、社会人大学院生の頑張りどころ

通常、平日は日中仕事をして、その前後に講義を受けたり課題をやったりするのですが、なかなか計画通りに進みません。
休日は休みたいですが、じっくり勉強や研究に時間を使える貴重な日。

ですので年末年始は休みつつ、遅れた分のリカバリーとその後の貯金として頑張っておきたいのです。

ちなみに私の大学院は1月中旬~下旬に下半期の講義が最終回を迎えますが、最終課題や期末試験があることが多いので1月は大忙しです。
また、年末に集中講義も開講されており、昨年の私は実家からオンラインで集中講義を受けつつ、修論の検証に協力したりと帰省中も大学院三昧でした。

これまでの反省から、早めに計画立て

昨年は大学院で大忙しで、夫婦で週末や連休の予定を立てるための話し合いをする時間を取ることができませんでした。これはどちらかというと心の余裕な問題がしますが・・・

ですので今回はクリスマスの予定含め、どこで何をするかを早めに話し合いをしました。

今年の年末年始は二人のやりたいことリストから、
・デジタルデトックスとしてデイキャンプ
・映画鑑賞(映画館と自宅で)
・日帰り温泉
・餃子パーティー
を実行しました。

それ以外は研究!研究!!研究!!!ということで論文調査を進めました。
私の場合、2年生で履修科目が少ないためあまり講義の課題は少なく済みました。

どれも楽しかったですし、なによりもこういった家庭を楽しむ時間が取れたことで自分の幸福感がすごく高まりました。

楽しくなってきた研究。研究はやるだけ結果に繋がる

せっかくなので研究についてもお話しますと、
私は今論文を読むことと、提案手法の設計を平行して行っています。
私が行っているのはリサーチクエスチョンに基づいて、どうやったらその課題を解決できるのかを考え具体的な解決策を提案するという研究です。

論文調査は、最近は専ら海外の論文を読んでいます。
世界中に研究者がいますし、ほとんどが英語で書かれています。
翻訳ツールを使えばいくらでも日本語で読めますし、読解の手間や課金を面倒くさがるのは本当にもったいないです。
そんな私も1年ほど前は日本語の論文ばかり読んでいました。
ですが、日本の論文と海外の論文は引用数が全然違うことからもわかるように、読まれている数も評価されている数も違います。
海外の論文を読むとどんどん次に読むべき論文が見えてきます。
それはまるで時空旅行というか、世界旅行というか。

論文の調べ方や読んで何を理解すればいいのか、ということが身につくのにも1年ほどかかりましたが、手ごたえをつかんでからはどんどん読めるようになりました。
入学当初は1日一本でも、1週間で7本でも読めなかった私ですが、今は1日に何十本も読んでいます。
これまでに気になってダウンロードした論文はついに800件を超えました。読んだのはその7~8割くらい。
そうして、先月研究の主軸になるかもしれないキーワードを見つけました。

自分が欲しい論文を見つけるのが一苦労と言われますが、やった分だけ何か見えてくるものがあります。成果が見えてくると楽しいですし、やる気になります。

大学院修了までにどこまでできるかは自分次第。
少しでも価値のある研究にするために、突き進もう。



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