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ユーフォ3期雑感 (最終話-13話-)

終わっちゃいましたね〜。
月並みですが、10年に渡るアニメの集大成としても、清々しく美しい最終話でありました。

最終話は、淡々と進んで行きましたね。
前回を冗談半分で、実質最終話と書きましたが、案外それが的外れでは無い雰囲気もありました。
最終オーディションで、劇的に部内の雰囲気も変わって、久美子自身も呪縛から解き放たれて、一体感が生まれている様でもありました。
そもそも、黒江真由への複雑な感情も極一部に過ぎなかった筈ですし、久美子自ら拘りを捨てて真由に歩み寄った結果でしょうね。
皆、何も言わなくても、幹部の動向を気にしない訳がありません。
つばめが真由に、寄り添っている様子も素敵でした。
てぃんぱに〜♪
大吉山で麗奈と合奏する久美子のユーフォは真由のものですよね?
その合奏シーンを予告で視た時には、コンクール後の描写かと思ったのですが、そうでは無かったので、思わずニコニコしてしまいました。
窓を開けるのが下手な奏が、久美子と真由の合奏に混ざろうとした辺りでも、雰囲気の良さを感じられましたし、伝統と言えば大袈裟ですが、次世代へ受け渡し続ける事でそれが生まれるんですよね。

そして、全日本吹奏楽コンクール本大会ですね。
会場は、名古屋センチュリーホール(名古屋国際会議場)です。
ドラムメジャー麗奈の演説と共に、部員全員の名前と顔が映し出されました。
映画のアンコンの時にも思ったのですが、少し変わった名前が幾つかあって、やはり何か深い意味等が込められていたのかなと、少し思ってしまいました。
まぁ、普通にツッコミどころですから。
3期は演奏シーンがほぼ無く、演出上意図的に省略していた面もあるかと思われますが、尺的な理由もあったのでは?
流石に全国の舞台で、演奏が無い訳が無いと決め付けておりましたが、課題曲は中吉川の遅刻に依って(演奏中は客席入場不可)、ほぼ省略されたのでした。
そして、自由曲である「一年の詩 〜吹奏楽のための」は、ちゃんと聴く事が出来ました。
"ひととせ"毎に、まぁ色々な出来事が思い起こされましたが、全く同じでは無いにせよ、実は本質で似通ったものが少なく無かったかも知れません。
そうして1年1年、実は同じ様な繰り返しを積み重ねて、それが伝統と言われるものなのでしょう。

おめでとうございます。
見事に有終の美を飾れた訳ですが、それでも北宇治高校吹奏楽部としては、また次回に向けての始まりでもあるのです。
大きな変化を遂げた始まりの3年間が、笑顔と共に幕を閉じたのでした。

Cパートでは、5〜6年後(7年?)のシーンかと思われますが、ちゃんとメロディもつながっている様で、その先の未来にもきっと続いて行くのでしょうね。
イタリアンホワイトのヘアピンが、もうね堪らんかったです。

素敵な作品に出逢う事が出来て、本当に感謝しかありません。

一先ずは
ありがとう☆
響きました。

(了)

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