部活動について思うこと

まず、あくまでこれはワタクシの主観に基づくものです。
不快になられた方、すみません。
そっと、ブラウザの「戻る」をお願いします。

デリケートな話題なので、
加筆修正・(場合によっては)お蔵入りの可能性があります。

部活動の位置付けに関する解説等は
教育に関わる様々な立場の方々(現場の先生・専門家の先生)がされているので、そこは省略します。
※自分が書くより、ググってもらったほうが絶対分かりやすく説明されているしね。

前置きはここまで、ここから本編です。

部活動と私

まず、自分のことについて
説明します。※身バレが怖いのでフワッと。
幼稚園から高校まで競技者として
大学時代はボランティア活動として地域の少年団で
社会人になってからは、顧問という形で
とある団体スポーツ(集団競技)に関わっています。
卒業した高校と現職場に関してはその地域では
強豪と認識されている学校です。

学校における部活動

これは学校によってあるいは部活動によって様々だと思います。
大きく分けると以下の2つのスタンスではないでしょうか?

・文字通り「課外活動」として純粋に興味のあることに対して部活動として励む
「学生生活のメイン」として或いは「自分の人生を切り開くため」に「課外活動」に励む(プロ部活?)
※部活動がメインになっている状態をここからは「プロ部活」と表現します。

ちなみに現勤務校は後者の部活が多いです。
なので、ここからは後者寄りの話になります。

部活動の実態

強豪とされる部に所属する生徒目線の「部活と勉強」の位置付けを観察すると、
部活動…学校生活のメイン
勉強…部活動に支障が出ないように(補習等に呼ばれない程度に取り組む)
という節を感じます。
もちろん、両立を目指してどちらもしっかり取り組んでいる生徒もたくさんいます。

一方、教員。

力を入れている部の顧問の先生は
生徒と同じだなと感じる節が多々あります。
つまり、「部活>教科指導and more」の優先順位になっている。
ということ。
教員としての仕事の中心が「部活指導」で教科指導・クラス運営・分掌業務が二の次になっている人も居るというのが正直なところです。

活動実態(プロ部活における)

週6〜7日の活動は当たり前です。
イメージとしては、平日は練習。土日祝日は練習or練習試合or公式戦。
つまり、休みはありません。
そして、比較的遅い時間まで活動しているため勤務時間内に業務を終わらせることはほぼ不可能です。
なぜ、この環境が成り立つのか?

需要と供給がマッチしているからです。
具体的には、
生徒…小学生時あるいは中学生時から同じようなサイクルで活動してきた
顧問…学生時代から同じようなサイクルで活動したきた。
つまり、「活動の多さに対する耐性を身につけてしまっている」ことが
挙げられます。
では、保護者は?
同じです。「学生時代の実体験として」或いは「我が子の小中学生時代の活動を通じて耐性を身につけている」

結論としては、部活動に関わる
生徒
教員
保護者
三者ともが耐性を身につけているため
「活動日数の多さ」という異常性に気付くことが出来ないのです。
そう。ある意味で「普通になっている」ということです。

部活動と「教員として」の私

これは、職業観または教師観に関わる部分だと思うのですが、
私はあくまで「教員=数ある職業の一つ」という認識です。
これは、仕事をやっつけでやっているという意味ではありません。
生徒に関わることに対しては、自分の能力を最大限ぶつけているつもりです。
意識が低い。と、思われる方も居るかと思いますが…

では、私の意見を述べます。
極論を承知で。

「部活動を学校から一切なくすべき」
本来、生徒の自主的活動である、部活動(※勉強不足で誤った解釈でしたらごめんなさい)に対して、教員が介入するから諸問題が生じている。
と、考えるからです。

「一切なくすべき」が極端すぎるとしても
教員の時間的拘束を極度に強いる活動はなくすべきだと思います。

実際、部活動に励むあまり家庭崩壊を招いてしまう。という話も多々聞きます。
また私自身、これが原因(一因)で当時お付き合いしていた方と別れています。(通算2度)※絶対に、これだけが原因でないのはわかっています。
果たして、今後、私は結婚できるのか…

では、どうするの?(公立編)

学校と部活動を切り離し、外部委託することが望ましいと考えます。
学校は、関わるとしても場所の提供(施設の外部開放)に留まる。
こうすることで、指導員として新たな雇用も生み出す事ができると考えます。
というか、こういった取り組みはすでに一部自治体で実施されていますよね…

では、どうするの?(私学編)

私学によっては、部活動に力を入れることによって経営が成り立っている学校があるのはわかっています。
そういった学校は法人内に「スポーツクラブ」を設立し、
学校と連携したスポーツクラブとして運営することで
部活動と学校を切り離しつつも学校の強みを維持する。ということが可能となるのではないのでしょうか?
また、学校との連携を深めるために
例えば、部活動指導員で教員免許を有している人物に対しては、非常勤講師として授業も受け持ってもらうことで連携は可能になると思います。

加えて、先生の適材適所への配置が可能になるのではないでしょうか
学校の先生がしたい方…クラス・分掌・教科指導
部活指導がしたい方…部活指導・教科指導※任意

こうすることで、現状よりも仕事とプライベートのバランスが取れた環境が生まれると思います。

お後がよろしいようで。

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