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元外資系CA。「主婦は向いていない」と言われた私が、なぜか今「主婦の鏡」のような生活をしている理由。


若かりしころの私は、男性と同じように外でバリバリ働く女性でいたいと思っていました。

・自分の夢を叶えること
・好きな仕事をすること
・働いてお金を稼ぐこと
・仕事を通して社会貢献すること

そんな自分に価値があるという思いが強かったので、完全に「仕事至上主義」でした。

20代の頃は、CAとして飛行機で世界各国を飛び回る生活をしていて。

30代になると、夫の転勤に合わせて引っ越しをしながら、起業して日本各地で講師活動をするような生活をしてきました。

とにかく家の中でじっとしていられず、つねに意識は外へ、社会へと向いていたように思います。


そんな私の姿をみている親やまわりの友人たちも

「ずっと家にいて主婦してるとか絶対向いていないんだろうね。」

と言っていました。


27歳で結婚して29歳でCAを引退。

結婚してからは、仕事と家庭との両立にずいぶん葛藤していたように思います。
どうしても仕事にエネルギーを傾けてしまい、家のことがおそろかになってしまうからです。

そんな自分を前に、ますます

私には主婦は向いていない。
私は家事が苦手なんだ。

という思いこみが強くなっていきました。

でも、あるときふと、

家事が苦手なんじゃなくて、家事をする「エネルギー」が残ってないだけなのかも?

というシンプルな理由にたどり着いたんです。

こんな単純なことに気づくのに、意外と時間がかかりました。

「思いこみ」ってやっぱり怖いですね。



そこから、なぜ私はこんなに仕事でエネルギーを消耗しているのかを考えてみました。

30代で起業して講師業やセラピスト業をやっていたときは、それ自体は好きな仕事だったんです。

好きなことをやっていたので、そんなにエネルギーを消耗することはないと思っていたのですが…

セミナーの企画、段どり、発信、集客、予約管理、顧客管理といった裏側での業務が重なり、つねに時間に追われる生活がストレスになっていました。

フリーランス、個人事業と聞くと、すごく「自由で気楽な働き方」だと思われるかもしれません。

しかし対人サービスを行なっている以上は、結局会社員と同じで、時間や場所に拘束されることには変わらないんですよね。

むしろ、会社員だったら各部署で役割分担をしておこなう業務を、個人事業主はたったひとりで全部こなさなければなりません。
年中無休です。ずっと気が休まることがありません。

時間や場所に拘束されること、先々の予定を決めて計画的に動かなければならないこと…


「自由」を愛する私にとって、こうしたことがなによりのストレスで、エネルギーを消耗する原因だったと気づいたのです。

それに気づいてから、いったんこれまでやってきた仕事をすべて手放しました。

そして、

いつか時間にも空間にもとらわれず、日々の暮らしを犠牲にしない働き方を見つける!


数年前からそんな理想を思い描きつづけていました。



いろいろと試行錯誤してきましたが、やっとたどり着いたのが、noteでのコンテンツ販売やKindle本の出版でした。

私にとっては呼吸するように当たり前にできてしまう「発信」をライフワークにすることで、私の理想がやっとやっと現実になりました。

時間にも心にも肉体的にもゆとりができて、やっと肩の力がぬけた気がします。


そして、思い描いていた「自由」なライフスタイルを手にして気づいたのは、

「私は、けっして家事がキライなわけじゃなかったんだ」ってこと。

意外と料理も洗濯も掃除も好きだし、得意だということに気づいたんです。

今は、料理をつくることが楽しくてしかたがありません。
家をピカピカに掃除するのもうれしくてたまりません。
晴れた日には、洗濯日和だー!とウキウキします。

それに、最近は観葉植物たちをいくつもお迎えして、植物のお世話に夢中になっています。
昔は、お花も観葉植物もすぐに枯らしていたのに…

あれ、私、「主婦の鏡」みたいな人間になってません?

結局、以前は自分の魂や、心、肉体が消耗することをがんばりすぎて、ゆとりがなかっただけなんですよね。

今は、前よりも収入も減ったし、自由に使えるお金は少ないけれど…

自分の魂をすり減らしてしまうことをとことん手放せたことが、なによりの大きなギフトだと感じていて。

時間や空間にしばられない理想の働き方ができて、日々の暮らしも家族との時間も大切にできて、最高に幸せで豊かだなと感じられているのです。

そんな理想のライフスタイルを叶えてくれたnoteさんにも、noteで出会った方々にも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

だから私は、これからもnoteさんやnoteの街で出会った方々に貢献していきたいと強く思っています。

・時間にも空間にも縛られない生き方、働き方をしたい
・日々の暮らしや家庭を大切にしながら、お金を生み出したい
・発信をライフワークにしたい

かつての私のような思いを抱いている人たちと繋がって、みんなで共創しながら、一緒に理想の生き方を実現していけたらうれしいです。



【6月21日(金)より募集開始!】

8月24日(土)北海道旭川市にて
「発信する勇気」著者の末吉宏臣さんと特別コラボ講演会を開催します。

「発信で人生が変わる!」そんなお話を2人でしたいと考えています。
オンライン参加も可能です。





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