心が満たされないと感じたときは、どうしたらいいですか?
メンバーさんからこんな質問が届いていました。
Yさんからはこんな温かなひとことも。
「私と同じく、今の時期不調が多くて停滞感でモヤモヤしているほかの読者さんの心が救われたらなによりです。」
そう言ってくださったので、今回の記事はメンバーシップ限定を外して無料公開とさせていただきますね。
草木は勢いよく成長し、活動的な時期だけど…
すっかり暖かくなって、植物も動物も活動的になる季節。
気持ち的には「活発に動きまわりたい!」と思っているのに、心と身体がついていかないという人も多いと思います。
まだまだ寒暖差もはげしく、自律神経も乱れやすい時期ですしね。
新生活のお疲れも出てくるときではないでしょうか。
私もゴールデンウィーク明けに鼻風邪を引いてから、なかなか鼻づまりが治りきらず。
呼吸が苦しくて、夜中に起きて寝不足…という日々が続いていました。
こんなときは、やっぱり肉体の健康を第一にととのえてあげるのが大切だと思います。
まずはよく寝る!
やっぱり何はともあれ、睡眠第一。
何かをしようとする意欲がわかないのは、そもそも休息が足りていない証拠だと思うのです。
最近よく眠れていますか?
スッキリ起きれていますか?
私が夜ぐっすり眠れないときに、とても役立った方法がこちら。
メンバーのまいけるKOBAさんの記事。
そもそも人間は頭に血がのぼりやすい…
だから頭を冷やせば相対的に下半身は温まって冷えも改善。
というのにすごく納得!
先日気持ちばかり先走っていて、あきらかに頭に血がのぼって寝つけなくて。
そのときアイスノンと冷えピタをして寝てみたら、すぐに寝つけてぐっすり眠れたんです。
・つい気持ちばかり先走ってしまう人
・つい頭でばかり考えてしまう人
・思考過多になっていると感じている人
ぜひ試しに頭を冷やして寝てみてください。
また、まいけるさんのこちらの記事もとても学びになりました。
腎臓を労わる、という意識がこの時期大切みたいです。
いつも何も文句を言わず、今も一生懸命はたらいてくれている内臓さんたちに感謝していたわってあげたいものですね。
まじめな頑張り屋さんが陥りがちな罠
個人的にお付き合いのあるYさんも、私とすごく似ているタイプの方で。
とてもまじめでコツコツ努力される頑張り屋さん。
日々の暮らしをとても大切にしていて、私から見たら、家事も子育てもなんでも完璧にこなせるスーパー主婦!
だからこそ、
心と身体が思うように動かず、通常運転できない自分をどこかで
「許せない」
「こんな私はダメだ」
と感じているのではないかなと思うのです。
どんなときも、自分に厳しくしてしまう思考のクセ。
無意識に発動してしまいますよね。
こちらの私の著書にも書いていますが
完璧主義でストイックながんばり屋さんは
「今日も思うように身体が動かなかった」
「今日もうまく時間が使えなかった」
「今日もやりたいことができなかった」
そんなふうに、できなかったこと、不足していることに目を向けがちなので、心が満たされにくいのだと思います。
恵まれていることを3つ書き出してみる
そんなときに私がオススメしたいのは、フォーカスする景色を変えてみること。
「できない」「ない」といった「不足」に焦点を当てるのではなく、
「できる」「ある」といった「恵み」にスポットを当ててあげるのです。
私は手帳に、毎日3行程度の日記をつけているのですが、起きた出来事のほかに今日の恵みを3つ以上書くことにしています。
「今日も目が覚めた。ありがたい。」
「今日も夫ところ助が元気でうれしい」
「今日も目が見えて、指が動いて、noteが書ける。幸せだな。」
そんな、ものすごーくちっぽけで当たり前だと見逃してしまうようなことにこそ、意識的に焦点をあてて書きだしていくのです。
ここで注意したいのは、ストイックな頑張り屋さんはとくに
「今日の恵みを書き出しましょう」
と伝えると、
自分が今日「できたこと」「達成したこと」「成長したこと」を書こうとします。
「今日は〇〇ができた!」
「今日は〇〇を作れた!」
「今日は〇〇へ行けた!」
ここに落とし穴があります。
実は「〇〇ができた!」ばかりに焦点をあてることは、「〇〇できなかった」という影の部分を否定しつづけることと同じなのです。
できたことではなくて、今ここにあるもの。
今ここにある恵みにもっと目を向けましょう。
朝、目が覚めることも、奇跡です。
呼吸ができることも、奇跡です。
身体が動くことも、奇跡です。
水が飲めて、電気、ガスが使えることも奇跡です。
あなたが今ここに無事で存在していること。
それ自体がものすごい奇跡なのです。
毎日「今日も目が覚めた!ありがとう!」と感謝することができたら、
あとはもうおまけみたいなもの。
何かをやろうが、やらまいが、
何かができようが、できまいが、
成功しようが失敗しようが、
それはすべて命あるから体験できること。
どちらにも良い悪いはないし、どっちを体験してもハナマル!
だって「体験できること」それ自体が奇跡なのだから…
いかがでしたでしょうか?
生きていれば誰でも、体調を崩したり、気持ちが思うようにのらなかったり、スッキリしない日もあります。
そんなときは、目まぐるしい毎日で「立ち止まっていいんだよ」のボーナスタイムだと思って、とことん「何もしない」贅沢を味わうというのも良いのではないでしょうか?
最近は、「何もしない旅」というのも流行っているようで。
3日〜1週間、温泉宿に泊まって湯治をする。
デジタルデトックスにもなる「湯治旅」が復活しているんだとか。
いつも予定を詰めこみがちの人。
何かをしていないと時間を無駄にしているような気がする人。
先々のことばかり考えてしまう人。
生産的な時間を過ごさないといけないと思っている人。
ぜひ「何もしない」「立ち止まる」「休息をする」の時間こそを大切にしてあげてくださいね。
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