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いつも生産性を求めなくていい


こんにちは。Maicoです。

わたしたちは日々、「生産的に」生きるように刷り込まれているような気がします。

やるべきことをやったときは大いに自分を褒めてあげるけれど、やるべきことをやれなかったときには、時間をムダにしたと自分を責め、罪悪感にさいなまれることはありませんか?

あるいは、何かやりたいことがあっても、これをやって何になるのか、いったい何の役に立つのか、お金になるのか、生産性は高いのか…
などと考えて、結局やめてしまうということはありませんか?

わたしにも心当たりがあります。

子どもの頃だったら、時間をどんな風に使おうが(生産的であろうがなかろうが)そんなこと関係なく、ただシンプルに、楽しいものは楽しいと過ごしていたはずなのに。

いつから、生産性高く生きることを良しとするようになったんだろう。

なんでもかんでも生産性を求めるようになってしまったんだろう。

生産的な時間を過ごしてない自分はダメだとレッテルを貼るようになってしまったんだろう…

生きていく上で、確かに何かを生み出して、社会に貢献できたら素晴らしいことだと思います。

でも、生きるって、それだけじゃないですよね。

いろんな体験をして、いろんな気持ちをこの肉体を通して味わうために、この地球に生まれてきたのだとわたしは思うから。


最近読んだ、時間の使い方の本にもこんな一節がありました。

生産性とは罠なのだ。

オリバー・バークマン著
「限りある時間の使い方」


現代人は、どんどん加速する社会で、生産性の罠にとらわれ、さらに効率よく時間を使うことを求められ、結局は時間に支配されて、本当に大切なことを見失っているのだ、と世の中に溢れるタイムマネジメント、タイムパフォーマンスについて警鐘を鳴らしてくれる一冊でした。


わたしは、限られた時間に逆らおうとしたり、無理やり時間を支配しようとするのではなく、時間の中を泳ぐように流れに身をまかせて生きていきたいなと思います。



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