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【読書ログ】一番分かりやすい量子力学の本


今日は最近読んだ本のご紹介です。


前々から学んでみたいと思いつつも、とても難解で、なかなか専門書を読む気にはなれなかった「量子力学」の世界。

しかしこの本は、著者の村松さんも書かれていますが、量子力学を学ぶ本ではなく、「量子力学を実生活に活かすための本」という立場で書かれています。

今までスピリチュアルや宗教、哲学的な観点から、感覚的に理解していた見えない世界の真実を、量子力学的な観点から、誰にでも分かりやすく解き明かしてくれています。

引き寄せの法則とか、パラレルワールドとか、見えないスピリチュアルな世界の話は、なんとなくフワッとしていて胡散臭いと感じてしまう人にはとてもオススメの本です。

試しに、これまで見えない世界にはあまり興味を示さなかったうちの夫にも読ませてみましたが、量子力学的な観点からだとすんなり理解して腑に落ちたようで。
さっそく本の内容を実践していました(笑)

わたし自身も、これまでなんとなく感覚的に理解していたことを量子力学的にはこんな風に説明ができてしまうのか!と目から鱗なことがたくさんありました。

なかでもわたしがとても印象的だったのは、「愛の周波数」について書かれた章です。

よく、愛の周波数は高く、不安や恐れ、怒りなどの周波数は低いと言われたりします。

日々、わたしたちの気持ちはお天気のようにコロコロ変わります。
つまり、自分一人でいろんな周波数を出して生きているということ。

怒りの波、喜びの波、不安の波、ワクワクの波、悲しみの波…
波長がバラバラの波をいくつも持って生きている。

波長の合わない周波数をすべて重ねるとギザギザが増える。つまり振動数が高くなっていくのです。これが「愛の周波数」(愛のHz)です。
ともすると「自己否定はダメ」とそれを思うことさえ封印しがちですが、この周波数がないとギザギザが完成されない。愛に至らないんです。
なので、ネガティブは否定するのではなく感じてあげる。「私、自己否定しちゃった」と感じるだけでいいのです。
そうやってできた「愛のHz」はすべての波に対応、つまり共振できる。どんな波にも合わせることができるし、どんな波とも高め合うことができます。「愛の周波数が高い」というのは、こういうことだったのです。

現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則


わたしがこれまで感覚的に理解していた「愛」の素晴らしさを量子力学的に説明してくれていて、目から鱗がポロポロ落ちました。

「愛」にはすべてが統合されて内包されているということなのですね。

ネガティブもポジティブもどんな感情もこの肉体があるから感じられて、発することのできる周波数。どんな波にも良い悪いはない。

怒りも憎しみも、不安も恐れも…どんな自分の感情も、自分のなかにあるのだと感じて受け容れてあげたとき、すべてが統合されて、わたしたちは愛の周波数の世界に移行することができるということですね。

自分が愛の周波数で生きることができれば、自分にも他人にも愛をもって接することができる。

わたしはそんな愛が循環する世界で生きていたい、と改めて思いました。


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