豪雨から田んぼフェスまで / 「バードウォッチング長靴」で梅雨も怖くない
朝から雨が降っている日が増えてきた。
そこで困るのが、靴選び。
「いつもの靴で押し通すか…、パテントのパンプスか…」
なんて、脳内会議が催される事もしばしば。
でもこれがあると雨の朝も結構スムーズです。
野外フェス会場でなんかよく見る「アレ」
きっかけは、2010年に初めて行った、
「RISING SUN ROCK FESTIVAL」の会場。
当日、晴天に恵まれてそれはそれはフェス日和。
足元以外は。
のちに、2010年開催当時の事をフェス仲間内で話すたび
「ああ〜!田んぼの年ね!」
と語り継がれることになる。
開催前々日あたりに台風が石狩地域一帯を直撃、結構な雨が降ったのだ。
会場はあちこち沼地のようになり、テントサイトも結構な数が水没した。
当日はすでに述べた通り、ぴかぴかの晴天。
ぬかるんだ北の大地は、多くの来場客によってあちこちで踏まれ、
うまい具合(?)に撹拌。
→土中の微生物が元気に!堆肥のような香りが会場に充満!
「あれ〜?石狩に水田地帯なんかあったっけ?」
というレベルのスーパー田んぼ状態フェスになった。
以後8年近く参加したが、田んぼ発生はこの年のみであった。
ちなみに、初参加した私の足元は至って普通のスニーカーだった。
当然ながらあっという間に泥グチャとなり、街歩き用に持ってきたクロックスのパチモノでなんとかやり過ごす羽目になる。フェス初心者らしい。
で、会場のフェス慣れした皆様がやたら履いていたのがコレである。
フェス会場であまりに見るもんだから、フェス公式グッズかと思ってた。
野鳥を見る予定がなくても履くべき理由
①簡単に小さく折り畳める!
ちょうどくるぶしから上の部分がこんな感じでクルクルと折り畳める。
小さくした状態でフェス会場や職場に持って行き、天候が悪くなったら履き替える、なんて事が可能。
折り畳めるくらいなので、履いていて重たく感じることも無い。
柔らかい素材で、足へのフィット感も◎
②とにかくしっかりした作り
元々の製造元が「アトム株式会社」という日本の地下足袋なんかを作るメーカー。
商品一覧には、ガチの職人さん御用達製品がずらりと並ぶ。
なので、名ばかりオシャレ長靴なんて消し飛ぶレベルでソール部分・足首周りの作りがしっかりしている。つま先、かかとなど傷みやすい所は特にガッチリと良質なゴムが惜しみなく使われているのが分かる。
細かいけどココがすごい!
ヒールに突起があるので、手を使わずにサッと脱ぎ履きできる。
(アトム公式通販サイトより)
③街歩きにもぴったりなカラーバリエーション
全然街中でもいける、というかオシャレ!
(バードショップオンラインより)
期間限定色なんてのもある。
ちなみに私はブラウンを絶賛愛用中。
野鳥の会らしい「メジロ」カラーもかなり可愛くて悩んだなあ…。
スキニーデニムをインして履いても良いし、アウトドアならショートパンツにタイツ合わせでも。意外にもカジュアルなワンピースとも合うんです。
買う時のポイント、買った後のお手入れ
・サイズ選び
試着できるなら試着するのがもちろんベスト。
しかし、お近くに無い場合ももちろん有り得る。
そういう場合は、まずこのページのサイズ対応表を確認。
ずばり、ここの表記の「ゆったり」サイズがオススメ。
理由としては、
・インソールを入れると履き心地が格段にアップするので、それ前提サイズが良い
・長時間履いた場合、足がむくんでくる事が考えられる
・スキニーデニムなど、細めのボトムスをインする場合のゆとりが有る
・気温が低い日など、厚手のソックスを履く場合もある
こんな感じかな?
インソールに関しては純正のもあるけど、目下お安いインソールでもそこまで問題を感じていない。というより、全然快適。
履き心地もそうだが、これからの時期はニオイ対策的にもインソール使用を強くオススメしたい。マジで。
・お手入れ
履き終わったら、劣化を防ぐため直射日光の当たらない場所で陰干し。
よくあるのは、ゴムの表面に白い粉のような汚れが付いてしまう現象。
白カビ!?と一瞬心臓が跳ねるが、ゴム製品によくある現象とのこと。
白い粉が付いている感じの汚れは、100円ショップなどで売っている
シリコン配合の靴磨きスポンジを使うとサクッと落ちます。一安心!
・ ・ ・
最近はキッズサイズ展開なんかも出たみたい!
親子でお揃いとか絶対可愛いな… 雨の日でもお散歩が楽しめそう。
頼れるレインブーツが一つあるだけで、梅雨時期も、なんならこれからシーズンに入る台風ラッシュも怖くない!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?