新曲「yes. I. do」考察(その2) 〜考察っていうか、とにかくめちゃくちゃ良いって褒めまくるだけ〜
※ この記事は映画「シャイロックの子供たち」について多少言及しますが、内容のネタバレは含みません。
はじめに
5年近くぶりに新曲が出たって大事件なので、熟考に熟考を重ねて長文を書こうかとも思ったのですが。
エレカシの活動が目まぐるしすぎて、さっさとリリースしないと期を逃すことに気づいたので、もうサクッと出しちゃうことにしました。
最近ほんとに、お知らせの量がすごいんだよね。嬉しい悲鳴をあげてます。35周年、めちゃくちゃ気合い入ってる。(ありがとうございます!)
あ、肝心の新曲「yes. I. do」は公式 YouTube でも聞けます。
聞けますが、せっかくなので買ってください。CDを。買ってください。
今ならまだ初回限定版も買えるはずです(2023/2/23執筆時点)。
歌詞について
まずは歌詞から褒めまくっていきたいと思います。
ほんとに格好いい。言葉の誠実さで宮本浩次の右に出るものはいない。
ちなみに、この感想を書いているときはまだ「シャイロックの子供たち」は公開前だったのですが、その後、映画の方も見に行きまして。
あまりの良さに乱心してしまいました。笑
歌詞が本当にいいんですよこれが。これまでも主題歌はいくつもやっているけど、過去イチ華麗にハマる歌詞だと思います。
詳細は控えますので、皆様ぜひ映画館で自分の目と耳で確かめてください。とっても感動します。
ちなみに:英語歌詞について
英語と絶妙な距離間を保ってきた日本男児の集団であるエレファントカシマシ(というか宮本浩次)が、今回英語歌詞を含む曲をリリースしたことについては別記事で散々書いたので、ぺろっとリンク貼って終わらせます。
まあずっと前から英語はちょこちょこ歌ってたけどね。
サウンドについて
続いて全体のサウンドについての感想を。
とりあえず、初聞きでめちゃくちゃ興奮しました。笑
これまでのエレカシのサウンドって、誰がプロデューサーでも
1. 歌の良さを最大限に活かす
2. 曲の良さを最大限に活かす
のどちらかに全振りしてた印象なんですけど。
今回はそうじゃなくて、全部の楽器の音を、最大限に活かす音になっていると感じました。
エレカシは特に初期とかはボーカルばっかり聞かせる「宮本 with バックバンド」みたいなときもありましたが、まあそれは昔の話なので置いておいて。
バンドらしいサウンドになっているときもさ、
俺たち「エレファントカシマシ」としての最高の音がこれだぜ!ドーン!
って感じだったんですよね。わかります?
一塊のバンド概念としての「エレファントカシマシ」の最高の音だったんです。私見ですが。
でも今回は、音作りの方向性はこうじゃないかと思った。(※勝手な想像)
・トミのドラムの良さを最大限に活かす
・石くんのギターの良さを最大限に活かす
・成ちゃんのベースの良さを最大限に活かす
・俺の歌はどうせいいからわざわざ主張しなくてもいいや(笑)
・もちろん、全体としてのサウンドも最高を目指す!!!
そう、この曲、宮本浩次プロデュースなんですよね。
宮本浩次プロデュースで、エレカシ35周年に新曲が出て、メンバー全員の良さを活かすような楽曲が出てきたわけですよ!
エレファントカシマシ、マジで最高かよ。一生ついていくわ。
まとめ
エレファントカシマシは最高のロックバンドです。異論は認めません!
そして35周年は、それだけで凄いことですが。
この新曲「yes. I. do」を聞いて感じたこと、エレファントカシマシっていうバンドはおそらく いまがバンドとしても過去最高のコンディション です。
何でって宮本浩次がソロでめちゃくちゃ進化して帰ってきたから。
そしてミヤジが全力でバンドに熱量を注いだらそれに応えてくれるメンバーがいるのがエレファントカシマシ。感動的じゃない? 映画主題歌もいいけど、こっちを映画化したほうがいいんじゃないか。笑
そして彼らは3月からアリーナツアーですよ!みんなエレファントカシマシのツアーに行こう!絶対に最高だから!!!
余談
映画主題歌として「yes. I. do」は最高、それはそうなんだけど、
エレカシでお金の話題っていうと、どうしても「デーデ」がちらつく。
シャイロックの子供たちのラストで「デーデ」を流して全部ぶち壊して、客席を呆然とさせるエレカシ、も個人的には見てみたかったです。笑
おまけ:宣伝
新曲のCDはここから買えますよ!良いから買いましょう!
ついでに、私も nana music で弾き語りで歌っているので、こっちにも興味をもってもらえると嬉しいです。
ラストで音が下がる劇場版仕様がとっても良かったので、劇場版仕様で歌っています。
続編
その3を書きました。次で完結です。
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