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新曲「yes. I. do」考察(その1) 〜宮本先生はいつ英語が上達したのか〜

2022年2月17日にエレファントカシマシの久しぶりの新曲、「yes. I. do」が先行配信されましたね。
早速、感想と考察をつらつら書いていきたいと思います。

初聞きの第一印象がこちら。

そこ?!って思われるかもしれないので言い訳しておくと、エレカシ35周年のティザー映像で10秒程度は公開されていたので、曲そのものがいいことは元々分かってたんです。だから細かいところが気になった。笑

だって宮本先生は、自他共に認める、英語の発音がちょっとアレなことで知られる歌い手の第一人者(私調べ)ですよ。

だというのに、突然英語らしい発音で英語を歌いはじめたらそりゃびっくりする。

本当にびっくりした。本当にびっくりした(2回目)。

調査開始

あんまり気になったので、いつの間にこんなに英語を歌えるようになったのか検討してみることにしました。

印象に残っていた宮本先生の英語歌詞があるお歌を並べてみるとこんな感じ。あんまり遡ってもしょうがないので、過去3年分くらいを。

(以下、発表順)
・2019/5 「解き放て、我らが新時代」 : カタカナ英語(超 Engrish)
・2020/9 「If I Fell」         : カタカナ英語
・2020/11 「First Love」         : カタカナ英語
・2021/11「just do it」         : まあまあ英語
・2022/11「恋に落ちて -Fall in love-」  : カタカナ英語
・2023/2 「yes. I. do」          : 英語  ← 急にどうした?!

カタカナ英語、と書いたけど、個人的にはあれは宮本英語(というか、もはや宮本語)だと思っている。まあそれはいいや。笑

限りなく英語っぽくなったとはいえ、ネイティブ並みの発音になったわけでもないのに衝撃が大きかったのは、直前の「恋に落ちて -Fall in love-」の宮本英語が重症だったからこそなんだよな……。

でも並べてみると、単に順調に(?)英語っぽい発音に進化してきているだけにも見える。「恋に落ちて -Fall in love-」での一時退行を除けば。

「恋に落ちて - Fall in love -」の歌入れはいつだったのか?

こうなると、もしかして発表順と歌入れの順が一致していないのでは?という疑問が湧いたので調べてみました。

婦人公論のインタビューによると、

エレファントカシマシの4年半ぶりの新曲「yes. I. do」の制作・レコーディングに続き、切れ目なくカバーアルバム作りに突入するという強行軍で。

とのこと。ここで言っているカバーアルバムが、「恋に落ちて -Fall in love-」が収録されている「秋の日に」のことです。
これを素直に読むと、「恋に落ちて - Fall in love -」より先に「yes. I. do」の歌入れをしているように思える。

……本当に???(ぜんぜん信じてない顔)

だって「yes. I. do」で歌ってるくらいにちゃんとした英語が歌えるなら、なんで woman がウォーマンになるんだよ!!笑

個人的にはどうしても「恋に落ちて -Fall in love-」の歌入れが先じゃないと納得できないのです。で、もしや「恋に落ちて -Fall in love-」は2020年11月発売のカバーアルバム ROMANCE の頃に歌っていたデモテイクをまんま使っている(歌い直ししてない)のでは?と思ったのだけど。

引用省略しますが、MUSICA 2023年1月号 のインタビューによると、「恋に落ちて -Fall in love-」は「秋の日に」を出すことを決めてから歌ったそうなんですねえ。ほんとにどういうことなんだよ。

結論:わからん!

残念ながら、調べても何も明確な答えは得られませんでした。
でも下のような順番で歌入れが行われたことも普通にあり得ると思います。

2022年10月〜11月ごろ
1.「恋に落ちて -Fall in love-」 の歌入れ
2.  英語の発音の特訓期間(何か心境の変化があった)
3. 「yes. I. do」の歌入れ
4. 「飾りじゃないのよ涙は」など、「秋の日に」の他の収録曲たちの歌入れ

だから、私は「yes. I. do」の歌入れは「恋に落ちて -Fall in love-」よりあとだったと思いたい。

なぜなら、今まで平気で歌っていたカタカナ英語が何かのきっかけで急に恥ずかしくなって、必死に短期間で英語の発音を猛練習した宮本先生、を想像するとめちゃくちゃ健気で可愛いからです!笑

以上!解散!

2023/3/5追記

えー、その後、発売された ROCKIN'ON JAPAN 2023年4月号 のインタビューの内容により、「yes. I. do」の歌が録音されたのは縦横無尽のツアー中(つまりだいぶ前!)だったことが判明しました。

つまり、今回の yesterday の発音が割といいのはマグレだったということでオチがついたようです。良いのか悪いのか分かりませんが、きっと今後も宮本語で我々を楽しませてくれることでしょう。

ねえ、先生、英語の発音練習する気がないならそろそろ観念して中国語の歌を出してよ!中国語なら得意なんでしょ!笑

おまけ:宣伝

宮本先生がマグレで(?)ちょっと上手な英語を歌っている新曲はここから買えます。


私も nana music で歌っているので良かったら聞きにきてください。

私もそんなに英語の発音よくないです。すみません。笑

続編

その2を書きました。もう少し真面目な内容になっています。


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