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夫婦での作戦会議をやってみた:"家族ブレスト"のススメ

ご夫婦で大切な話をするとき、みなさんはどのようにしていますか?

私たちは結婚してから、ポツリポツリと、世間話の延長で思いつきで話していました。仕事のこと、今後子どもを作るのか、住まいはどうしていきたいか、お金の方針はどうするか・・・家のことや自分自身の長期視点のビジョンについて、とっても大切な話なのに、世間話の延長!

・自分もじっくり考えたいし、夫にもじっくり考えてもらいたい!
・考えをシェアしあいたい、可視化したい!

と思ったのです。そうして、結婚直後に"夫婦でブレスト"企画が始まりました。

<ブレストとは>
ブレインストーミング(brainstorming)の略で、複数の参加者が自由にディスカッションを行い、アイデアをどんどん出していくことで、新しい考え方や解決策を出していく手法のことです。

やりたいことリストをブレスト形式で

よくある「やりたいことリスト」を書いていく、それを夫婦でやってみてはどうだろう。私が職場でよくやっていたブレスト形式で、ホワイトボードや模造紙に、アイディアをそれぞれザーッと出し合い、可視化することにしました。

会場は旅先。非日常の中でオフラインでやってみた。

子どもが生まれる前は夫婦でよく旅行に行っていました。

図1

夕食後の時間は、近場のカフェに行ったり、宿で晩酌して、お喋りしたりテレビを見たり・・・そんな時間でやってみてはどうかと思いました。たまたま、キャンプに行く予定があったので、そこで実行することにしました。テレビみたいな誘惑が無いのも良いなと思いました。時間を決めて、思いつく限り、自分や家族のビジョンを書いてもらうことにしようと思いました。

私たちが試した具体的な方法

<私たちが設定したお題>
・将来的に自分がどうありたいか、家族でどんなことを実現したいか
・そのために、これから何をしたら良いか

<持ち物>
・大きな紙
(A1ぐらいの白い模造紙を折りたたんで持っていきました)
・太めのカラーペン
・大きめの付箋紙(76mm角)
(付箋かペンは色で書いた人を判別するため、数色あった方が良い)

<手順>
・一つのお題ごとに制限時間10〜15分に設定。思いつく限り、何でも書いてもらって数を沢山出すことに専念。(ペンか付箋は夫婦で違う色を選びます。)書いた付箋は、手元に溜めておきます。

・制限時間が終わったら、まずは一人が話しながら模造紙に貼っていきます。関連する内容があれば、もう一人も便乗して貼って話します。

・バラバラに貼っても良いですが、後で振り返った時にわかりやすいように
 レイアウトしていきます。類似する内容はペンで囲ってそのグループにタイトルを付けます。

・旅の後もいつでも振り返りが出来るように模造紙の上に、お題と日付を書いておき、撮影した写真を夫婦でシェアしました。

<決まりごと>
相手の意見を否定しない。まずは一旦受け入れる。
当たり前のことですが「家族」に関して、自分と違う意見が出てくる可能性があります。むしろ、その違いを可視化して、向き合っていくのかがポイントだと思いました。

夫婦なので、つい辛口なこと言ってしまうんですが・・・それは我慢!!

図2


夫にも好評! いつか子どもともやりたい。

私は仕事でこの様なアイディア出しをしたり、そのアイディアをまとめる様なことはやっていましたが、プライベートでは初めて。夫も研修などでやったことがあったぐらいで最初は少し驚いていましたが、面白がってやってくれました。

大切なことをじっくり考えられれて、微妙に違う意見をポジティブに話し合えたこと。可視化してスマホでいつでも振り返りが出来るため、沢山の項目を行動にうつすことが出来ました。

数年後、記事に起こしている今がまさにそうですが、その時の旅の写真とともに、過去の自分たちがこんなビジョンを描いていたんだ・・・といい刺激になりました。

そして今思っているのは、いつか、子どもたちとこのブレストをやる事。新年や誕生日にやってみても良いかもしれないなぁと妄想が膨らみました。

旅先での夕食後の団欒の時間に、ご家族でいつもと違った過ごし方をしてみてはいかがでしょうか。

おしまい⭐︎


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