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【AUSワーホリ】ワーホリ生活でQOLがあがった話

こんにちわ^^
豪メルボルンに滞在中のぴーさんです。

▼ この記事はこんな人が書いています

オーストラリアに来て4ヵ月になりますが、早くもこの生活に踏み出して本当に良かったなと感じていることがあります。

それは、
生活の質=”QOL”がめちゃくちゃ上がったこと

日本での生活があまりにも低すぎた、というのもありますが(笑)


ここでいう”QOL”は金銭面ではありません。
ありがたいことに日本でのお仕事は給料がいい会社に就職ができたこともあり、住むところも食べるものも値段はほぼ気にしないし、欲しいものはあまり考えずに買うような生活をしていました。(その代わり貯金はあまり得意ではなかった…)

その仕事を辞めてオーストラリアに来ているので、正直金銭面はめっちゃ厳しいです。今のバイト代は、家賃+αなので貯金残高とにらめっこの日々。それでも、オーストラリアでの生活の方が圧倒的に生活の質が上がったと感じています。

具体的に上がったポイントとしては3つあります。


その1:早寝早起きが習慣になった

典型的な夜型人間だったので、平日は仕事で朝起きますが夜は遅くまでダラダラと夜更かし。休みの日は何もないと昼過ぎまで寝てるような生活でした。本格的に動き出すころにはもう夕方なんて日もざらです。

そんな私と打って変わって、オーストラリアの人たちはみんな朝型。
カフェは朝早くから開いていて15時頃には閉まっちゃう。ショッピングセンターも平日は18時に閉まるところがほとんど。日本と同じ時間軸で生活しようとすると、いざ外に出た瞬間、カフェは閉まってるし他のお店も閉店間際みたいな状態(笑)

初めはなかなかそのペースに慣れず、どこも行けず何もできずに1日を無駄にしてしまう日があったのですが、さすがにもったいなすぎるなと思い、早起きするようになると、いつの間にか習慣になってました。
カフェで働き始めたのも大きいですね。だいたいいつも7時から働き始めて、14時にはお店が閉まるので仕事も終わりという生活です。

夜更かしの方は、もともと会社員時代、仕事が終わるのが毎日22時過ぎでそこからやっと自分の時間ということもあり、テレビ見たりスマホいじったりが原因でした。あと、寝てしまうと明日(=仕事)がやってきてしまうことへの恐怖もありました。もうこの頃は、身も心も限界状態でしたね。。。

オーストラリアでの生活はというと、一日のほとんどが自分時間。朝早くから起きていることもあって、やりたいことはたいてい日中にできるので、むしろ夜はやることがなくなって暇してることが多いです(笑)
会社員時代には考えられない…
ほぼ気絶するように寝ていた生活から一変、最近では、暇だし寝るかと日付が超える前に寝てることがほとんどです。

生活のリズムが整ったことで、日中めちゃくちゃ元気になったような気がしています。日本にいた頃は、寝ても寝てもずーっと眠くて毎日ぼーっとしてるような状態でしたが、いつの間にかそれがなくなってました。


その2:食生活が改善された

日本での食生活は本当に最悪でした。
家には寝に帰るだけの生活だったので、自炊はほぼなし。ご飯は基本コンビニかUberです。しかも、仕事が終わり家に帰るのが23時なので深夜の変な時間に食べるし、朝はギリギリまで寝てたいので朝ごはんは食べません。社会人生活の7年で体重は激増したし、健康診断の数値もだんだん怪しくなってきていました。当たり前ですよね。

オーストラリアのご飯は日本よりジャンキーなものが多そうだし、食生活がさらに悪化するんじゃないか、とかなりの不安要素でした。
そんな私の食生活がなぜ日本より健康的になったのか、理由は2つ。

①余計な間食がなくなった

日本での最悪な食生活を後押ししてくれていたのが「コンビニ」
家にたどり着くまでに必ず前を通り過ぎないといけないくらいたくさんあって、何時に行っても一通りのご飯が揃ってる。今日は余計なもの買わずに直帰して寝るぞ、と朝に決めていても、仕事で疲れて判断力と自制心がなくなった夜の私は、どうしても立ち寄ってしまうのが常でした。

便利で大好きだけど、とても憎き存在です(笑)

オーストラリアでは(特に今私が住んでるメルボルンの郊外では)、そもそも徒歩圏内にないし、品揃えもいまいち。ショッピングセンターの飲食店も18時ごろに全部閉まっちゃうので、夜遅くにふらっと買いに行くとかが物理的に無理。日中にちょっと小腹が減ったなーと思っても、お店までどこも距離があるのでそこまでして買いに行くのは面倒、が勝ちます。

②自炊をするようになった

外でご飯を買ったり食べたりするのがいちいち遠くて面倒なのに加えて、とにかく値段が高いっていうのも要因ですね。オーストラリアに来て最初にびっくりしたのがこれです。

私の大好物の一つが「うどん」なんですが、日本では外で500円くらいで食べれますよね?安ければ300円でも食べれたりします。オーストラリアに来て1週間のころ。出先でどうしてもうどんが食べたくなって、近くのお店を調べて行ってみると…

肉うどんが、何と、15ドル(約1,500円)!?!?

衝撃的でした。
正直クオリティもそこまで高くないし、日本でこの値段出したらつるとんたんのちょっと良いおうどんが食べれるのに。その日はもううどんの気分になっちゃってたので食べましたが、頻繁に来るのは無理だな…と物価の高さを痛感しました。

これをきっかけに、オーストラリアでは自炊をするようになりました。時間と気持ちに余裕があるのも大きいですね。家の近くにアジアンスーパーがあるので日本の調味料も揃います。日本でコンビニやUberのご飯ばかり食べていたころに比べると、野菜もとれるようになったし、明らかに健康的な食事ができています。


その3:自分のために使える時間が増えた

日本にいた頃は、一日のほとんどを仕事に費やしていて、自由時間は帰宅後の数時間。休みの日は平日の仕事の疲れを取るので精一杯。今考えてみると純粋な自分時間がほとんどありませんでした。

オーストラリアで生活している今、一日のほとんどが「 自分時間に変わりました。

自分時間ができたことで一番良かったと感じているのが、インプットの時間が取れるようになったこと。
具体的には、読書や勉強。
会社員時代にも、読みたい本ややってみたい勉強はいっぱいあったんですが、仕事で疲れ切っていて完全に後回しになっていました。今は、それを取り戻すかのように電子書籍で本を読み漁ったり、新しい勉強を始めてみたりしています。これが本当に楽しい。

毎日アウトプットを要求される社会人を経験したからこそ、自分が興味をもった新しいことをインプットする楽しさを実感できているように思います。

このnoteを始めたられたのも「自分時間」のおかげですね。自分の経験や考えを整理して、自分の好きなようにアウトプットできるので初めて良かったなと感じてます。


さらに、ワーホリ生活は何をするのも「自由」。どこで、どんな仕事について、どんな生活を送るか、全て自分次第です。

だからこそ、自分のことを考える時間が増えました。

自分はどうしたいのか、何がやりたくて何がやりたくないのか。思い返してみると、今まであまり深く考える機会がなかったように思います。このオーストラリアでの生活の中で毎日のように考える時間ができたことで、初めて自分のことが何となくわかるようになってきました。



え、それ全部日本でもできるよね?

と、思われるかもしれません。その通りだと思います。
でも、何となく周りに流され、仕事の疲れで正しい判断力も失いかけていた私には無理でした。

生活環境をガラッと変えて、余計なものが周りに何もない環境に身を置いたからこその得られた変化だと思います。

もちろん、ワーホリ生活は楽しいことばかりではないです。むしろ大変なことの方が多い。それでも、精神的・健康的に良い方向に変われたことは、ワーホリ生活の一つの財産になりそうです。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

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