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人は共振するもの。

「女王の花」という漫画を読みました。
予め言っておくと、これは純粋な「漫画に対する感想」ではないので、お気をつけください。

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全15巻。
一言でいうと、すごい美人のお姫さま(後の女王さま)と、それを命がけで守るイケメン奴隷の身分違いの恋の話。

二日間かけて一気に読みました。

読了後の感想は、なんだかすごくしんどいです。

いや、、ものすごくしんどい、、なんだこれは、、

漫画には何の罪もありませんが、舞台設定がいわゆる「動乱の世」なのです。
それぞれが、それぞれの正義のために、戦っています。

殺さなければ殺される
勝たなければ負ける
勝たないと手に入れられない
ワタシを消して、国のために生きる

つらい、、、つらすぎる、、、

そういった「質」にいちいち共振してしまうせいか、ハッピーエンドなのかどうかもよくわかりませんでした、、

途中まで読んで「これは(わたしは)読まない方がいいかも、、」とは思ったのですが、イメケンが、、続きが気になって、、、。

みんな、自分の信じるもののために戦っていました。
悲しみや、罪悪感を噛み殺して。

その痛みがつよくて、つらくなりました。

これは漫画、、わたしの生きている時代とはちがうはず、、

そう、時代は違うはず。
もう戦わなくていいはずなんです。

戦わずに手に入れていいはず。手に入っていいはず。

あなたが戦うなら、職場だろうと家庭だろうと、そこは戦場になります。
戦って得る、要望を通す、手に入れる。勝つことが目的となる。
勝たなければ負けてしまう。
そして勝ち続けないといけなくなる、、

しんどいよね

もう勝たなくていいじゃない。というか、戦わなくていいじゃない。

別のアプローチ方があると思うんだ。

書いているうちに、落ち着いてきました。

すべてのものは固有の振動数があります。
お互いに振動しあい、影響しあっている。

だから本当は、「誰といるか」ってすごく重要なんです。
保ちたいものがあるなら、ですけど。
「染まりたくない相手」と一緒にいるとなると、ふんばっていないといけませんから。自分を濃く強く保って、何度も確かめて塗り直さないといけない。エコじゃない感じ。

自分の望む在り方の軸を太くするために、それが必要な時もあるのかもしれないけど。

本当は、影響されやすいうちは、食べるものも、見るものも、聞くものも、自分に取り入れるものに注意を払った方がいいみたい。
(わたしのことですね)

もっとこう、ただただキャッキャウフフした感じの漫画が読みたい気分です。

※そんなことでいちいちグラつかない方、美男美女の切ない恋模様を楽しみたい方には、この漫画をおすすめします。

「どんな自分も置き去りにしない」をモットーにnoteを書いています。
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わたしが書くのはごく個人的なことですが、わたしひとりをとっても、いろんな側面があります。ほかの誰かと、どこかの側面で共鳴することがあるかもしれません。みんなすこしずつ重なりあっているのかもしれませんね。