感謝の味。
感謝って言葉は、誰でも聞いたことがあると思います。
みなさんは、感謝の意味する感覚というか、その味わいを知っているのでしょうか?
わたしは20代の後半まで、感謝の意味するものを知りませんでした。
口ではありがとうと言うんですが、それがどういう感覚なのかがわからなかったんです。
おかげさまの意味も、お世話になっていますの意味も本当にはわかっていないまま、言葉だけ使っていました。
表面上の言葉の意味はわかるんですよ。
いや、ちがうな。
それは「わかる」のではなく、「知っている」が適切かも。
いま考察するとですが
子どもが言葉を覚えるときって、「そのもの」を先に知るじゃないですか。
「いぬ」という存在そのものを先に知り、それに対応した呼び方を学んでいきますよね。
あぁ、これが「いぬ」なのね、「そのもの」と「名前」が繋がる体験をする。
でもそれが感謝になると、まだ感謝と呼ばれるものが意味する感覚を知らない状態で、名前だけを覚えていたなって。
大抵、親からありがとうは?と促されて、本当には思っていないのに、「ありがとう」と口にします。
だから、何か物をもらったり、してもらったりしたら「ありがとう」って言うんだなと、ポーズだけ学習したのだと思います。
それはもう、「ありがとう」ではないぞ、と、今は思うのです。
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わたしが書くのはごく個人的なことですが、わたしひとりをとっても、いろんな側面があります。ほかの誰かと、どこかの側面で共鳴することがあるかもしれません。みんなすこしずつ重なりあっているのかもしれませんね。