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【読書の秋】大人も読む児童書「あしながおじさん」#おすすめの本

お読みいただき、ありがとうございます(*^^*)


大人になってから、児童書を読む機会はありますか。

わたしは読書が大好きで、本棚にはたくさんの本があるのですが、、、
大学生くらいから、小説よりもビジネス書やメンタルを改善するための心理本など、昔とは違う本のジャンルを好んで読むようになりました。


児童書は、昔読んだけれど私の場合はあまり覚えていないものも多いです。


大人になって読み直して、子どもの頃とは、また違う理解が得られるようなのも、児童書のいいところだと思っています。


|大好きな本『あしながおじさん』


最初に読んだのは小学生の頃、祖母から勧められた時に読みました(^-^)

私は小さい時から両親が共働きで、祖母にはとてもお世話になりました。

母の兄である叔父が、忙しい父に代わって、いろんな旅行へ連れて行ってくれたり、ほしいお人形を買ってくれたり、本当によくしてもらいました。


叔父は180センチ以上の高身長で、そういう意味で祖母が
「『あしながおじさん』よ、おじちゃん(叔父)にそっくりね」と笑って言って、この本を勧めてくれたのでした。


その後15年経ち、夏フェアみたいなもので書店で見かけて、再読。

本当に、本当に素敵な本だと、心から思います!

|あらすじ


主人公の孤児院の女の子が、お金のあるおじさんから金銭的な支援だけをうけて学校へ通えるようになります。


お礼やお返しはいらないけれど、毎月お勉強のことなどのお手紙だけは、おじさんに送らなくてはいけない約束で、本書はずっとおじさまへのお手紙でできています。


ラストの結末がまた、本当に温かく素敵です…‼︎


|感想


読んでいくと、読者がおじさんになったような気持ちになり、若くて身寄りのない孤独な女の子の成長を遠くから見守っている気持ちになります。

好きな文は『とても大きなよろこびが、1番重要ではありません。大切なのは、小さな喜びを大いに重んじることです。おじさま、わたしはしあわせの真の秘密を発見しました。それは、今を生きることです。』

これだから児童書はすきなのです…!



シンプルな言葉ですが、小学生の頃読んだ時はこの言葉が胸に刺さりませんでした。


大人になり、ある程度経験したからこそ純粋な彼女とおじさまのやりとりと、成長する彼女の言葉がとても温かく、心に染みます。



大好きな児童書です。


児童書はいろんな人の思い出のあるものが多いと思っています。
大人になって再読し、どのように感じたのか、皆さんの感想を見るのが楽しいです(*^^*)


お読みいただき、ありがとうございました(^-^)

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