さくらももこ先生の心に寄り添ってくれるエッセイ#おすすめの本
お読みいただき、ありがとうございます。
ほとんどの方が大好きだと思いますが、私もさくらももこ先生の書く作品が、大大大好きです。(気持ちを込めて太字にしました)
わたしは幼い頃から、母が読む『ちびまる子ちゃん』や長谷川町子先生の『いじわるばあさん』などの、
ちょっとにくたらしいような、そんな作品に触れて育ちました。笑
その絶妙な面白さに気がつけるのは、母のおかげかもしれません。
私が学生の頃、学校で嫌なことがあった時や親と喧嘩した日、誰からも理解してくれないと思っていた思春期に、そっと寄り添ってくれたさくらももこ先生の作品。
大人になってからは、自分で稼いだお金で思う存分、ももこ先生のエッセイを買い漁り、今でも読み続けています(*^^*)
ちょっとだけ、さくらももこ先生の好きなことを書かせてください。
|くだらないことを書く天才
石焼き芋と、スーパーで売っている焼き芋。
石焼き芋がどんなに美味しいか?をスーパーで売っている焼き芋と比較して、面白いことを10ページも書ける人はいますか。
姉が水虫になった話を、永遠と語れたり、オンチな父にお風呂で歌を教え、のぼせそうになったお話など、、、
日常でありそうなくだらないお話を、こんなに面白く、ずっと語れる作家さんで、私はこの人は天才だ!!!と思います。
|くだらないのにたまに的を得ている
くだらないばかりのエッセイかと思いきや、
くだらないくだらないくだらないが続いた後に、
たまに的を得た名言のようなものを書いているのが大好きなポイントです。
くだらなすぎてフッ、と鼻で笑った後に、
思わずドキッとする的を得た言葉が出てくる時に私は心が震えます、、、。
ももこ先生信者の方で、同じように感じる方はいますか?(*^^*)
|作品から人生の息抜きを教わる
人間関係やお勉強、将来のことで悩んだ学生時代。
少し肩の力を抜いて、もっと楽に生きていいんだな、と作品を読んでいてさくらももこ先生から学びました。
下品すぎない下品…といった感じの絶妙なセンスがとっても素敵なのです…‼︎
私がこの作者はいつも寄り添っていると感じた作品が、『まる子だった』。
こちらは初めて読まれる方におすすめです…‼︎
ネタバレになるので書けませんが、最後の方に『さくらももこの手引き』というページがあります。まだ作品をあまり読んだことのない方は、読んでみてください。
楽しい時、辛い時、悩んでいる時、不安な時、人生で〇〇な時に、呼んだらいつも来てくれるのがももこ先生の作品です(*^^*)
くだらなくて笑ってしまうのに、ほっこりする描写もあったり…
さくらももこと聞いて、ちびまる子ちゃんの印象が強い方は、エッセイを読むとこの作者の良さがわかってくださると思っています。
最近のエッセイにはない、どこか懐かしくて面白いところが、心を癒してくれます。
お読みいただき、ありがとうございました。
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