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女性のキャリアは出産育児で変わる3

グローバルで女性活躍しているような会社でも女性が出産や育児にかかわりながらキャリアをストップせず不利にならない状況っていうのはもはやマボロシ。(付け加えると日本支社だったからというところは大きいです。)そんなことをはっきり突き付けられたワタクシですが、産休育休に入りました。ここから大きく転機を迎えます。

双子を出産しましたが、2700gと2500gという二人ともNICUに入らずともいける(2500g未満だと入るそうです)サイズで、しかも妊娠中何の問題もなく過ごした女はいないと出産した病院だけでなく近隣の病院にも知れ渡っていたと、別の病院の看護師さんとつながっている友達から言われる始末でした。

一人目の時に社会と分断されていながらの育児がものすごくつらかったので、かなりつらさは覚悟していたのですが、子供の成長の見通しがわかっていること、二人だから体力的につらいけど、精神的には一度経験したことがあったので非常に楽でした。しかも「双子なんだから世間に迷惑かけないで育てるなんて無理!!」と諦め、一人目の時は人様に迷惑をかけないように電車でも外でも細心の注意を払い、子が泣いたら人一倍恐縮し、出かけること自体楽しめてなかったのですが、乳児の双子を連れていきたいところにはどこでも突撃し、銀座とかめちゃくちゃ子連れに当時動線が悪く、エレベーターが良きところに無いし、子連れで行くのは大嫌いな場所だったのですが、どうしても行きたいセミナーがあったりして一人で乗り込み、駅員さんや待ちゆく人に「すいません。階段上る為ベビーカー運ぶのを手伝ってくれませんか?」とか頼んでおりました。

世間はとっても優しい!

助けて!って声をかけたらみんな普通にたすけてくれたし、ねぎらってまでくれたのです!そんな訳で双子ベビーの子育ては思いのほか余裕な気持ちで行うことができました。復帰できる会社もあることから心に余裕はあったのですが、「キャリアに関してはこのままでいいのだろうか?」ともやっと思うこともあり、育休の中できることはやってみようと思いついた活動を行うようにしました。

企業に思いついた提案をしてみる。

生きていれば色んな不具合やもっとこうしたら良いのにと、世の中にある商品やサービスについて色々と思いつくことがあります。そんな些細なことを企業にアップデートしたらどうでしょうか?と意見を送ることで(クレームじゃないよ)改善されたら世の中の役に立つのでは?と考え思いついたら一消費者としてカスタマーセンターにこんなこと思ったのですが、こんなことしたらどうでしょうか?と連絡していました。

そんな中、ふと素敵アプリの構想を思いつき、とある企業に「こんなの作ったらどうでしょうか?」と提案したのです。別にそれで儲けようとか思っていたわけじゃなくて、自分のアイデアがどこかで形になったら素敵やんと思ってたのです。

すると「マイさんからご提案頂いた内容は弊社ではBtoBの取り組みが多いので少し形にはできにくいのですが、取引先の〇〇という企業の理念に近い気がしました。もしよかったら調べてみられてください」と返信をいただきました。調べてみたら、〇〇の代表は年が近く、関西出身、経歴的に知り合いの知り合いくらいなんでは?と思ってfacebookでチェックしました。

ビンゴでした!

その知り合いの友人はしばらく海外に行っていて疎遠になっていたのですが、3か月程前に帰国し、その時に5年ぶりくらいに久々に会ったばかりの子でした。ダメ元で友人に連絡をとったら、その代表の方と会う機会を設けてくれるようになったのです!たまたま友達も2か月違いで子供を産んでいて、子連れで会合を開きました。思いついたアプリの構想をあれこれ紹介し、友達の友達なので和やかな雰囲気でランチを終えました。代表の方は仕事があったのでそのまま帰り、友達とお茶でもしようとお茶をしに行きました。

そこで言われたのです。

「うちの会社の仕事を少し手伝ってくれない?」と。

友達の家は家業をしていて、事業が広がるにつれて手掛けたい部分が私の今までの経歴とオーバーラップしている所が多く休みの間少し手伝ってほしいという話だったのです。

「私でよければ是非!」楽しそう!と思って気軽に受けました。

この時が大きな大きなターニングポイントでした。

また続いちゃう。。

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