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ブリグズビー・ベア

見に来てくださってありがとうございます。

2022年1月
10本の映画を観ました。(家で観たものも含みます。)

まいの映画鑑賞記録より
2022年1月に観た映画

その中で1番良かった映画をここでは紹介します。あくまで私個人の意見ですが、観るきっかけにして貰えると嬉しいです。

ブリグズビー・ベア 
(原題:Brigsby Bear)

2018年公開/上映時間1時間37分

監督:デイブ・マッカリー
出演:カイル・ムーニー,マーク・ハミル,他

マーク・ハミルが出ている!!とすぐ観ることにしました。(STARWARSが好きなので…。)

あらすじ

主人公(25歳)は両親と地下シェルターで暮らしているが、実は両親は本当の両親ではなく誘拐犯。主人公は被害者。誘拐されたのは赤ん坊の頃だったので、それに気が付かずに暮らしています。主人公の楽しみは「ブリグズビー・ベア」という教育番組。これは誘拐犯が用意した偽の番組でした。

ある時警察がやってきて、誘拐犯は逮捕。主人公は本当の家族の元に。しかし、なかなか馴染めず、心の支えは「ブリグズビー・ベア」だけ。その続きは誘拐犯が逮捕されてしまったのでもう見ることはできません。そこで、ブリグズビー・ベア完結編として映画を作ろう!という夢ができます。新しくできた友人と作り始めるも、実の両親はあまり応援してくれず…。

感想

印象に残ったのは主人公の実の両親が言い放った「ブリグズビー・ベアや映画撮影なんて辞めて、大人になりなさい。」みたいなセリフ。このセリフが出るまでは、主人公がブリグズビー・ベアをただ好きという気持ちを持ってがむしゃらに映画撮影をしているシーンばかり。なので、「大人になりなさい。」を聞いた時には、「素直に応援してくれよー!!!この分からずやー!!!」と思ったのと同時に、「主人公!負けるな!!!」と強く応援し始めました。

でも後で冷静になって考えてみると、普通の?良い両親ですよね。知らなかったとはいえ、誘拐犯の作った番組に夢中で、更には映画監督デビューしたいと突然言い出した息子の事は心配になるよね…。そりゃそうだよね…。となりました。親の心子知らず、子の心親知らず…的な。

この映画は主人公の実の親からの、友人達からの、主人公のブリグズビー・ベアへの、と色んなが描かれています。色んな愛の中には、主人公を誘拐した犯人たちが主人公にかけた愛もあると思います。愛がなければブリグズビー・ベアという番組を、主人公が25歳になるまで定期的に作ることなんてできないですよね。(逮捕されなかったらこの先ずっと作っていたと思います。)

主人公に感情移入は勿論、何故か悪い人である誘拐犯達にも少し情が出てきてしまうんですよね…。映画ラスト直前くらいまでは逆に、正しいはずである実の家族を敵視してしまいます。

余談

ここからは余談ですが、誘拐犯の1人をマーク・ハミルが演じています。そして、作品の中で出てくるTシャツの1つには「エンタープライズ号」って書いてあります。

いやミレニアムファルコンじゃないんかいと突っ込んでしまいました。(エンタープライズ号はスタートレック)こういう小ネタがある映画って楽しいですよね。

時間も1時間37分と観やすいかなと思いますし、テンポもいいですよ。この映画はもう家で観ることができるので、皆さんも是非観てみてください。

おしまいに

2022年1月に観た映画の中から「ブリグズビー・ベア」を紹介しました。ここから2022年4月,5月分位まではぱぱっと更新していく(つもり)です。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

#映画  #映画好き #映画レビュー #ブリグズビーベア

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