【推薦図書】たった一語で180度印象が変わる!「大人の語彙力ノート」
こんにちは、遠藤です。
今、大人の言葉遣いが問題になっていると聞きます。
決まりきった言葉を連呼したり、若者言葉を使うことが多いなど……私の口ぐせもこの中にあります
(〃ω〃)
【語彙力】があれば、知的で品良くみられる一方で、【語彙力】が少ないと子供っぽい印象になり不利になりやすい現実。
語彙力が低い事によって、損をする場面も少なくないのだそうです。
言い換えると
『たった一語の語彙を変えるだけで180度の印象が変わる』とも言えます。
今回はベストセラー、齋藤孝さん著書の
『大人の語彙力ノート』から、仕事や日常で多く使いそうな言葉を抜粋してご紹介します。
★普段の会話の受け答え
#なるほど
⇒⇒おっしゃる通りです。
⇒⇒ごもっともです。
「なるほど」を多用すると、「ちゃんと話し聞いてるの?」と疑念を持たれる恐れがあるようです!
#大丈夫です
⇒⇒問題ございません
⇒⇒差し支えありません
⇒⇒お気持ちだけいただきます
「大丈夫」は便利な言葉。何にでも使える言葉だけに、使用しすぎると語彙力がない印象になるようです。
#今、お金がなくて・・・
⇒⇒今、待ち合わせがなくて・・・
#わかりません
⇒⇒勉強不足で申し訳ございません
「わかりません」よりも反省の意図が伝わる言い方を♪
#それでいいです
⇒⇒異存はございません
⇒⇒賛成します
⇒⇒同意します
「異存」とは他人と違う考え、反対意見という意味♪
#ヤバい!
⇒⇒大変だ!
⇒⇒都合が悪い
「ヤバい」は不利な状況を伝える意味もあれば、重大な事などプラスな言葉でも使われます。
#ぶっちゃけて言うと、○○です。
⇒⇒率直に言うと
⇒⇒本音を言うと
⇒⇒担当直入に言うと
#上手ですね、スゴいですね
⇒⇒お手の物ですね
⇒⇒右に出る物がない
⇒⇒頭が切れる
素晴らしいということを伝えたい時に使う「すごい」。ビジネスや目上の人とのやり取りでは、場面別に適切な言い方をしたい言葉の一つのようです。
#すみません、忘れておりました
⇒⇒すみません、失念しておりました
#つまらない物ですが、お受け取りください
⇒⇒ご笑納ください
近年、「つまらない」と表現するのは失礼とする論調が出てきているそうです。
★「お願い」するとき
#何度もすみません
⇒⇒立て続けに申し訳ございません
#手伝ってください
⇒⇒お力をお貸しください
⇒⇒知恵をお貸しください
★「言いづらい事を言い換える」
#当日は都合がつきません
⇒⇒当日はあいにく都合がつきません
⇒⇒残念ながら都合がつきません
#絶対無理です
⇒⇒私には荷が勝ちます
⇒⇒ご容赦ください
#私のミスです
⇒⇒私の不手際(ふてぎわ)です
◎「気持ちを伝える」とき
#うれしく思います
⇒⇒冥利(みょうり)につきます
#来てくれてありがとうございます
⇒⇒ご足労おかけいたします
#残念です
⇒⇒遺憾(いかん)に思います
⇒⇒不本意ながら
#やりたくないなぁ
⇒⇒気が乗らないんですよね
⇒⇒腰が重い
★「同じ言葉の繰り返しを無くす」
#考えます
⇒⇒検討する
⇒⇒判断する
⇒⇒吟味(ぎんみ)する(精査する)
⇒⇒知恵を絞る
⇒⇒分析する
メールや口頭で多用しがちな「考えます」。最も言い換えのバリエーションが必要な言葉のひとつなようです。
#〜思う
⇒⇒存じます
⇒⇒理解する
⇒⇒案じる
⇒⇒願う
⇒⇒気にかける
#本当に
⇒⇒誠に
⇒⇒深く
心から思っていることを伝える時に使う「本当に」も、様々な言い換えが可能なようです。
#確かに
⇒⇒まさに(正に)
⇒⇒間違いなく
#超(チョー)
⇒⇒極めて
⇒⇒著しく
⇒⇒卓越した
⇒⇒並外れた
⇒⇒いたって
◎友達同士の会話では「語彙」は増えない
「語彙力」を上げるには、言い換えのバリエーションを増やす事が大切になってくることが分かりました。
そして、大人の「語彙力」の低下には、書き文字である「活字」離れが影響していると言われています。
友達との会話を楽しむだけではなく、本などで活字に触れて、大人の語彙力、大人の言葉遣いを身につけていこうと思いました。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
遠藤まい
<参考文献>
https://ddnavi.com/news/404568/a/2/