自分の生まれた環境に沿って生きて行かなければ

わたしは、田舎生まれの父が自営業で他の家庭に比べれば貧乏で、小さい頃からゲーム機も買って貰えなかったし、スマホも高一になってからやっと買ってもらうことが出来た。

そんな自分が将来の仕事に就いて調べていると、就職には学歴というものが重要だと言うことを知った。

今のまま勉強をしていれば大学受験を迎えることになるのだが、他の都道府県で一人暮らしし国公立大学へ進むこと、家から他の私立の大学へ進学することは不可能に限りないと感じる。

自分の他にも2人の兄弟がおり、親は下の2人を心配して自分へはできるだけお金がかからない方法で仕事に就き早く働いて欲しいという無言の圧を感じるからだ。

親ガチャ、という言葉があるが本当にそうだと思う。しかし、親の行為によって生まれた受精卵より生まれ自分という人格が生まれたのだ。自分がここを選んだのか、親が私を望んだのか、自分には全く理解出来ていない。

そのため、自分にあっているのか分からないが医療系の仕事に興味があるため、助産師(4年制の大学)を志望している。

もし裕福な家庭であったら、志望しないだろう。自分が本当に学びたいのは社会の福祉の仕組みや、公共に関することを学ぶために、私立の政治・経済学部へ進みたいからだ。

自分は繊細な気質をもっており、外に出る職業にはできるだけ就きたくないというのが本音ではあるが、sns代行などの家で出来る仕事は親にまた怒られるのが怖くて今まで提案出来ていないのが現状である。

自分が裕福だったら、なんて考えたとしても今の自分を苦しめるだけだとは十分理解している。

しかし、自分の本心がこれから進まなければ行けない道に邪魔をしてくるのである。

今の現実にしっかり向き合い、自分の置かれている環境を考えながらこれから生きていかなければならない。

自分が出来ることがあることに感謝し、楽しみを見つけて行かなければならない。

できるだけ早く働いて自分の生活を自分で営めるようになりたい。
それでも自分の貧困は変わらないのだろうか。

でも私は信じたい。

自分が生きていく未来に幸せが待っているのだと。


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