京都ライター塾アドバンスコース レポ#5

エッセイの結論は優等生じゃなくていい。ちょっと不良でもいい。

あっという間に5回目を迎えた京都ライター塾。
今回は理系ライターの寒竹さんからの課題・エッセイの添削回。
予め、エッセイを書く手順・方法を教えて頂き、エッセイを提出。
事前にシェアしていただいた添削結果を見ると、赤ペンだらけになったそれぞれの文章と比較して、私のはそんなに赤くない。
出来がよかったのではなく、直すまでにも至っていないのだ。
「結論は何を書きたかったのかな?」とコメントされた一文を見て愕然。
本当に仰る通りです。。
実際の講座では、より詳しく解説していただき、「本音が見えてこない」ことを指摘され、またしても仰る通りです。。。

エッセイの題材となる「感情」を選ぶ際に、プラス感情よりもネガティブな方がいいだろうな、とまず頭で考えた。ハッピーな曲よりも失恋ソングが共感され流行りやすいし、人と仲良くなる時は、ちょっとダメな自分を見せた方が親近感を持ってもらいやすいものだから。
そんな風にして選んだテーマは「情けない」の感情。
「経済力がない自分は自立できてなくて情けない」と書くつもりでいた。
でも実際は、ものすごい楽観主義で自己肯定感の高い私は「情けない」部分はあるけど「どんな展開も楽しめる自分って最高!」が本音(笑)
本音をよそに、勝手に着地点を考え、書く手順・方法をきちんと守らなかった結果、何が言いたいのか分からない文章が出来上がってしまったわけだ。
プロから見たら全てお見通し。
「優等生な結論じゃなくていい、不良でもいい」という寒竹さんからの言葉に大納得。頑張る気はあんまりないのに、耳障りのいい言葉でかっこよく締めくくった「情けない自分を脱して頑張ります!」みたいな決意表明は求められていない。「経済的自立はしてないけど、いい感じに楽しくやってます!」でもよかったんだ、と。
書くことは自分と向き合うこと、と常々思っているけれど、講座で毎回文章を添削していただく度に、自分の本音や姿がよりクリアになっていく。
次回はいよいよラスト。頑張ります!というと嘘になるかもしれないので
私らしく書きます(笑)


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