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【夏のフィンランド 女ひとり旅#2】トラム挑戦とSt.George Bakeryでシナモンロール

13時間のフライトを経て、ようやくヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着。
7月でも朝6時は気温18度で少し肌寒く、厚手のスエットを持ってこなかったことをここでも後悔…

空港を見回すとアジア人は少なめで、その中では日本人が1番多い印象でした。
アジア系の人が少ないからか、駅に辿り着くまでに2回も中国人に道を聞かれ、なんとか答えながら地下鉄へ向かいました。

ながーーーいエスカレーターで地下鉄乗り場まで降りていきます


フィンランドでは、HSLが運営している地下鉄・トラム・バス・フェリーは全て同じチケットで乗車できます。
1日乗り放題のDay Ticketを購入すると1日中どれでも乗り放題なので、かなり便利。

切符は駅の券売機で購入できますが、券売機がない駅もあるので圧倒的にアプリでの購入が便利に感じました。

日本でHSLアプリをダウンロードしてクレジットカードも紐付けておくと、現地でサクッと買うことができるのでおすすめです!


そして驚いたのは
フィンランドの駅は、改札もなければ切符の確認もない!


バス停のような駅にふらっと行って、トラムが来たらふらっと乗って(どのドアからでもOK)、目的地に着いたらふらっと降りちゃう(どのドアからでもOK)のです。

たまーにランダムに切符確認をされるみたいで、その時に有効な切符を持ってなければ100€の罰金、という記載がありました。
(ですが、私はヘルシンキにいる6日間中に切符確認されたことは一度もなかったです)

確認されないからルールを破ってもいい、という考えではなく、『電車に乗る時はお金を払う』という当たり前のルールを当たり前にやる、 というシンプルなことなのでしょう。その制度が成り立っているフィンランドという国の国民性ってすごく素敵だなと感じました。

切符確認があった際に購入済みのチケットの画面を提示する必要があります。
ヘルシンキ中央駅に到着
街中にはたくさんのトラムが走っています。

ヘルシンキ中央駅をはじめ、トラムの駅には複数の線のトラムがひっきりなしにやってくるので、最初はとても混乱しました…

Googleマップでルート検索すると1番早いトラムの番号と降車駅を教えてくれるので、これがほんとにめちゃめちゃ便利でした。乗る予定だったトラムを1本逃してしまった時、すぐに検索すると次に来る別のトラムでのルートがわかるので、ほんとにGoogle様様でした…

トラム乗車中も今いる駅と次の駅を確認できるので、Googleマップはトラムに乗る時はほんとに手放せなかったです。

そんなこんなでホテルに到着しましたー!

ヘルシンキ滞在中お世話になったHotel Mestari


シャワーを浴びて少し休憩したあと、ホテル近くの公園で開催されているヒエタラハティマーケットに行ったのですが、私のリサーチ不足のせいでこの日は開催されておらず…残念。

そこで、行きたかったSt.George Bakeryへ行くことにしました。

HOTEL St.GEORGEというホテルの1階にあるカフェです。テラスもあり。
中もめっちゃかわいかった…!
もちろんシナモンロールを注文。

シナモンロール、めっちゃシナモンがきいてて疲れた体にしみました〜。。。おいしい〜!!!
フィルターコーヒーも量が多くて大満足。
フィルターコーヒーが3.9€とシナモンロールが4.2€、あわせて8.1€なり。

USB-Aとコンセント(Cタイプ)で充電もできるので、のんびり過ごせました。


ヘルシンキ1日目の感想としては、とにかく街がおしゃれ!
なんだかずっと映画のセットの中を歩いているような感じ。何枚も何枚も写真を撮ってしまうような、散歩しているだけでウキウキする街でした。

ひとつひとつの建物がおしゃれすぎて写真を撮る手が止まらない初日


建物自体が素敵なのはもちろんですが、なんというか、「不要なものがない」という印象。
必要最低限の設置物しかない、というか。注意書きのポスターや看板などを置く必要がないのかな…?

あと、信号の数も日本に比べて圧倒的に少ないように感じました。
中心地はもちろん信号があるけれど、少し外れると途端に少なくなる。

日本よりも車のスピードがかなりゆっくりで、
信号がないところはもちろん絶対に車が止まって先に行かせてくれるし、信号があっても他の人や車がいなかった時に先にどうぞ、と行かせてくれたときがありました。

信号がない横断歩道を渡ろうとして車が突っ込んでくる、なんてこと
あるあるすぎる場所「大阪」在住のわたし。

なんて心に余裕があるんだ、フィンランド…涙


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