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自己肯定感を高めたい

こんにちは。

私事ですが、現在妊娠36週を迎え臨月に入りました。只今里帰り中という事もあり、心身ともに穏やかな毎日を送っています。


時間があるうちにと最近は出産や子育てに関する本をいくつか読んでいますが、そんな中で最近、高橋孝雄さんの「小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て」という本を読みました。

これがとても良い本でした。


初めの章では遺伝子に関する説明(身長やアルコールへの耐性は遺伝子が決めるそうです!)が書かれており、その後も子供のしつけや育て方に関しての話が続くのですが、本の後半のある言葉が私の心に刺さりました。

本の後半で高橋先生は、子供にとって大切なのは

①共感力 ②意思決定力 ③自己肯定感

この3つであると説明します。そしてこう続けます。


子供の自己肯定感を育むのに1番大切なのは、母親の自己肯定感です。

この言葉にハッとさせられてしまいました。


先生の説明の通り生きていく上で、共感力・意思決定力・自己肯定感は本当に必要だと思います。私自身にこの3つが備わっているか?と考えてみると、迷わずYESとは答えられません。


特に自己肯定感に関して言えば、私自身自己肯定感が低いことに悩み続けてきました。高橋先生曰く自己肯定感とは「生まれてきてよかった」と自然に思えることのようですが、それができる大人は本当に素晴らしいと私は思います。


仕事で失敗をすれば「私なんて会社に居ないほうがいいのかも・・」と極端に落ち込み、家で料理に失敗すれば「こんな妻で旦那さんに申し訳ないな」とブルーな気持ちになります。


いつも気づけば失敗体験ばかりが自分の記憶に残っていて、自分はダメな人間だな・・と感じることがとても多いです(笑)


一方で、旦那さんと結婚して毎日一緒に過ごしてる中で、旦那さんの自己肯定感の高さに何度も驚かされてきました。人にって物事のとらえ方がここまで変わるのか・・!と感心してしまいます。


自己肯定感が高ければ、人生の中で起きるトラブルや失敗に動じずに生きていくことが出来るだろうな。と感じ、私も自分を否定しないように心がけるようになりました。

もちろん自分が原因で人に迷惑をかけてしまった時は、良くなかった点を振り返り反省し謝る事は必要です。ただ、無暗に失敗経験をクヨクヨ引きずり、落込み続ける必要はないのだ。と思うのです。


本の話に戻ります。

私も生まれてくる子供には、自然と自分の事を肯定できる子に育ってほしいと思います。高橋先生はこの本で、

母親は「この子を産んだのは私だ!」と自分を肯定しましょう。と書かれていました。


とても素敵な考え方だと感じました。

きっと子育てを始めると、子供を泣き止ませる事が出来ない。栄養バランスの取れた食事を毎日作れない。子供の気持ちがわからない。など、自己否定できるタイミングが沢山訪れてしまうと思います。


そんなときに「私なんかが母親で申し訳ない・・」と自分を卑下するのではなく、「この子を産んだ私だ!!」と自分を肯定することを大切にしたいと思います。

生まれてくる子供と一緒に自己肯定感を高めていけたらいいな。と思います。

前向きな気持ちになれる、優しくて温かい本でした。高橋先生、ありがとうございます。








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