見出し画像

〜死に様は生き様〜

~今は亡きおばあちゃんへ…~

私が大学生のある日
亡くなってしまったおばあちゃん

大学進学を機に
上京した私はなかなか帰省することもなかったよね

うん…

幼き頃、ひどいこと言ってごめんね
生意気な態度をとってごめんね

おばあちゃんの過去も人生も
ほとんど何も知らなかったのにね

私を大切にしてくれて
温かく優しい眼差しをもって、接してくれてたのに
笑顔が素敵で、純粋さを感じるおばあちゃんだった

それなのにさ、
幼き私は、心配性のおばあちゃんの言葉を、
うるさいなーって思ったりして
いうことをきかなかったことも たくさんあったよね

妹がある日突然、病気で倒れて、
4歳にして生死の狭間を彷徨う状態となった妹…
当然お母さんも帰ってこられない日々

おばあちゃんと一緒に不安な日々を過ごしたね
いつ帰ってくるのかもわからない 妹とお母さん

おばあちゃんも決して健康といえる状態ではない中で
一緒に不安な日々を過ごしたよね

ストレスだったのかわからないけど😂
当時6歳の私は、夜中によく鼻血が止まらなくなった

全然止まらなくて、ティッシュなんかじゃ
どうにもならなくて

深夜で、慌てたおばあちゃんは
私はどんぶりなのか、なんのか渡してきたよね 泣笑

止める方法も分からず、止まりもせず😂
ただただ その器の中にたまってゆく血を眺めながら
止まるのを待つしかなかった 私とおばあちゃん😂

いろいろあったよね… ほんとに 泣笑

私が知っているおばあちゃんなんて ほんの一部で
それまで おばあちゃんは、
どれだけたくさんの苦労をしてきたのだろうか

今となっては確認することもできないけれど…

大好きなおじいちゃん(私にとって)が
早くに亡くなってしまって…

続いて、しっかりものの長男も、30代にして亡くなってしまったのだもんね

私がまだ産まれる前の出来事で、
私は、2人に会うこともできなかった…
写真でしか見たことがない2人…

あってみたかったなぁ
私が産まれてくるのが遅すぎたのだろうか?😂

うん…

おじいちゃんは…
頼りがいのある、器の大きな、人望厚き人 
だったと聞いている

金鵄勲章をもらうような人だったと聞いている

自分よりも、目の前の人を大切にする人で
お店を経営してたけど、目の前の人が困っていたら、
ただであげちゃうような人😂 らしいなーって想う

そんなおじいちゃんを きっとおばあちゃんは
いつも温かい眼差しで見守っていたのだろうな☺️

たてつづけに、
大切な存在を失ってしまったおばあちゃんは
ノイローゼ気味になってしまったって聞いてるよ

うん… そうだよね…

耐えられないよね…  たてつづけにさ… 
そんなにも大切な人がいなくなってしまうなんて…
悲しいよね やるせないよね 耐えられないよね…

それでも一生懸命に生ききったおばあちゃん
       『尊き人』 
ということはが似合うなと、今、ふと想った

幼き私は、そんなおばあちゃんの気持ちや、
人生の軌跡をくみ取ることも出来ず

大きな愛情をもって心配してくれている
おばあちゃんの気持ちを聴くこともせず
気づくこともなければ 受け取ることも出来ずに

生意気な言動を、とっていたよなーと想い出す

やんちゃだっった私は、
いつも絆創膏貼っているような私の行動は
そりゃあ 心配だったよね😂

『危ないから、やめときな』

今でも聞こえてきそう おばあちゃんのこの言葉
本当… 心配かけてごめんね…

うん…

『おばあちゃんが、もう危ないかもしれない…』

って連絡をもらった時、
その日は駆けつけることも出来なくて、
次の日になってしまったのに…

私が病院に着くのを待っていてくれて
本当にありがとう

もう目も開けられなくて
呼吸もやっとしている感じで…

苦しそうというより… なんていうんだろうな
もう、静かに横たわっているだけ 
という感じのおばあちゃん

『おばあちゃん… まいだよ…』

かける言葉が見つからない私
やっと口にした言葉はこれだけだったな

それまで、全く動かなかったおばあちゃんは
静かに… 静かに… うなずいてくれた

そして、少しだけ手を動かしてくれて、
私は、そんなおばあちゃんの手を
戸惑いながら 握り返した…

おばあちゃんの手を握ったのなんて 
いつぶりだっただろうか

冷たくてさ… なんだろう… 
見合うことばが見つからなかった

今でも確かに覚えている その感覚 だけど
20年近くたった今となっても… 
未だに、見合うことばが みつからないや…

次の日…
静かに静かに 穏やかに息を引き取ったおばあちゃん

何かに抵抗することもなく 
全てを受け入れているような

もう身をゆだねているというか 
なんだか らしいなと感じた


たくさんの人の死に向き合ってきた私

とはいえ まだまだ 
41歳の私が口にしていい言葉ではないだろうことは
承知の上だけれども

『生き様』も『死に様』には
本当にその人らしさがでるなと想う

だからこそ 私は 
自身の『生き様』と『死に様』を 
100%自分らしいものにしたいと想う

おばあちゃん

あの日、待っていてくれて 本当にありがとう
しっかり幸せにいきてゆくから、みまもっていてね

今は、おじいちゃんやみんなと
また一緒に過ごせているのかな
おとうさんも一緒かな、 そうだといいな😌

夢で何度かあえたよね
またさ 気が向いた時でいいから 
夢の中でいいから…

あいに来てほしいな  まってるね  ~まい~

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
波瀾万丈すぎて?ネタみたいらしい私の人生😂
〜幸せな今への軌跡を綴ってみてます
誰かの、何かの役にたったらうれしいから

幼少期性被害、DV、発達障害、子供難病、摂食障害…etc   書ききれないので…😂

▼HPにまとめてます▼
https://nijiiro-kakehashi.com/

1人で悩まないで、一緒に幸せになろうよ☺️🌸
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?