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How to use HOBONICHI

ここ数年、毎年9月末に、ほぼ日手帳を買う。LOFTとかでじゃなくて、ほぼ日オンラインショップから、がっつり梱包されたバージョンのを買う。よくアップルファンが新製品を開けるときに「開封の儀」といって、その様子をインスタとかにあげたりしてますが、自分的にはほぼ日手帳の梱包を開けるのが、時の流れを自覚する節目の儀だったりするんだろうなあとか思うわけです。

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今年の夏ごろ、自分の部署では業務効率化のために、スケジューラーをオンラインで共有するルールにバコっと移行した。いままでほぼ日で生きてきた自分としては、うそでしょまじっすかっていう抵抗感で、なによりも、「自分の手から自分のスケジュールを掌握する感覚」が外にこぼれ出ていってしまう感じがなんとも不安というか、ほっといてくれよ感が否めなかったんですが、人間慣れっていう素晴らしい能力をもっておりまして、すぐ慣れたw っていうか、ラクになった、いろいろ。人とのコミュニケーションの総量はむしろシンプルに減って。案外人間、手放せないと思っていたものを手放すことから、新しい生活が見えてくるってこともあるよね。

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かくしてほぼ日は、まあなくても生活が回るようになったのだけど、やっぱり手放せないというか、現にこうやって来年のも買ったわけで。毎日、その日の朝にToDoを書いて、それをやっつけるたびに赤のボールペンで斜線で消していくあのカタルシスは脳にきっと意味があると思うのです。そして、手放すと案外楽になるっていう話の逆かもしれないけれど、一度空き地にするとそこで新しいアイデアが浮かぶってこともあるんだと思って、ほぼ日の新しい使い方を秋の夜長に考えてみようと思うわけです。なんて。

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