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会社員 VS フリーランス?理想の働き方

現在私は、フリーランスのコンサルタントとして働いています。
2019年〜2020年は、会社員とフリーランスをいったりきたりしています。

最初は新卒から4年間会社員だったのですが、
その後約2年間、資格取得のため会社を辞めて無職で勉強していました。
最初にフリーランスとなったきっかけは、試験に合格したもののなかなか仕事が見つからなかった時、たまたま声がかかったこと。

手に職をつけたいという思いからUSCPA(米国公認会計士)の資格試験に合格した後、私は転職活動に苦戦しました。
試験に合格したはいいものの、ブランクと転職回数を理由に応募しても内定ゼロ、半分は履歴書すら通らないという状態が半年も続いていたのです。
ずっと正社員にこだわっていましたが、あまりにも決まらないため「アルバイトでも派遣でもなんでもいいから働いた方がいいよ」と周囲の友人がアドバイスをくれて、非正規の仕事まで視野を広げようと思っていた矢先の出来事でした。

「業務委託として働きませんか?」

登録していた転職サイト経由でそんなメッセージをもらい、訳も分からないままとりあえず面接をうけ、クライアント先で働くことになりました。
そこで得た経験は私の価値観に大きな影響を及ぼしました。

業務委託として入った最初のクライアントは、ベンチャーから始まった私のキャリアの中で経験したことのなかった外資系の大企業。
オフィスには3割ぐらい日本語を話せない外国人が常にいて、私は経理スタッフとしてそこに出向き、フルタイム勤務をしていました。
常々、無駄な残業や社内政治をしたくない、自分の時間あたりの労働単価を高めたい、と思っていた私にとって、挑戦できる環境で頑張った分だけ報酬をいただく、それはまさに理想の働き方でした。

一度そのプロジェクトを終えてみて、同じような働き方を今後も継続するには実務経験(と英語力)があまりにも足りないと感じたため、再び会社員に戻っていくつかの会社でしばらく経験を積み、その後改めてこの働き方にチャレンジすることになりました。
現在は複数のコンサルティング会社と契約を結んでいます。

「やりがいのある仕事をしたい」とかねてから思っていた反面、いわゆる裁量労働制には大きな抵抗を持っていました。
全力で限られた時間(できるだけ短い時間)で効率よく働きたい。
現在はダブルワークをしていることもあり、今の働き方はその理想にかなったものです。

ただ、安易に会社員からフリーランスをおすすめすることは私はしません。
フリーには責任と不安定さはそれなりにあるし、会社員には会社員の良さがあるなと、働いてみて思ったから。
特に病気休暇や慶弔休暇など、福利厚生の手厚さは会社員ならではのメリットだと思います。退職金もボーナスもないですからね。
また、私は税務申告のために自分の帳簿(財務諸表)をつけることが苦ではないからいいけれど、他の職種の方だと、もしかしたら確定申告など事務作業が思った以上に苦痛かもしれません。

世間ではもはや使い古されているぐらいよく聞く「働き方改革」ですが、もし自分の希望に沿った自由な働き方ができる会社があれば、将来また会社員を選ぶかもしれません。
どちらにしても、自分で働き方を選べるように、自分のスキルを磨くことを惜しまない。それが私が目指すキャリアのあり方です。

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