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『鳥よめ』◆平和への思い【白樺の本棚vol.7】

こんばんは! 白樺の騎士団・まほろです。

今回は『鳥よめ』という絵本を紹介させていただきます。

作者のあまんきみこさんは『ちいちゃんのかげおくり』で有名な児童文学作家です。

あまんさんの作品はよく小学校の教科書に載っているので、ご存知の方も多いと思います。

興味がある方は是非ご覧ください(^^)


◆あらすじ

灯台を守る若者・周平さんのもとに若いむすめがやってきました。むすめは、周平さんに命を助けられた鳥だといい、やがて、二人はなかのいい夫婦になりました。ところが、幸福な日々に戦争のかげがしのびより…。(Amazonの商品内容説明欄から引用)



◆解説

物語の舞台は戦中の日本

お話の前半は『鶴の恩返し』と内容が似ていて、周平さんに助けられたカモメが人間に姿を変えて彼のもとを訪れるという展開です。

(ただ彼女は最初から自分の正体がカモメだと明かしているので、その点は『鶴の恩返し』と異なります)

二人は夫婦になり幸せに暮らしていましたが、戦争により悲劇的な結末を迎えることに…。

お話の終わり方がとてもショッキングなので、感受性の強い方は注意が必要かもしれません。(私も初めて読んだ後は放心状態になりました)

上記のような注意書きが必要なほど悲しい物語ですが、平和の大切さを教えてくれる素晴らしいお話なので、是非多くの方々に読んでいただけたら嬉しいです。


世界中の人々が平和に暮らせるよう祈りを込めて、今日の記事を書かせていただきました。


本日もお読みいただき、ありがとうございます。

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