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『きつねの窓』【白樺の本棚vol.13】

こんばんは! 湘南占い◆白樺の騎士団・まほろです。

今回は『きつねの窓』という作品を紹介させていただきます。

小学校の教科書に掲載されている作品なので、ご存知の方も多いかもしれません。

↓絵本版と小説版があります。詳しくは下記をご覧ください。


◆簡単なあらすじ

猟師の「ぼく」は子ぎつねを追いかけているうちに不思議な場所に迷い込み、そこで「染め物 ききょう屋」というお店を見つけます。

お店には人間の子どもに化けた子ぎつねがいました。

子ぎつねは営業トークの末に、「ぼく」に指を染めることを勧めてきます。

戸惑う「ぼく」の前で、子ぎつねは自分の染めた指を使って四角い窓を作りました。

窓を覗くと、そこに映っていたのは子ぎつねの母の姿。

子ぎつねいわく、「母ぎつねは鉄砲で撃たれて既に亡くなっているが、染めた指で窓を作ると母の姿を見ることができる」とのこと。

そして「ぼく」は勧めに従って指を染めてもらうのですが・・・。




◆印象に残ったところ

「ぼく」の過去に関する記述です。

ネタバレになるので詳細は省きますが、"「ぼく」が染めた指で作った窓から見たいと願ったものは何だったのだろう"と想像しながら読むと面白いと思います。

また、「指を染めて窓を作る」という発想がすごく良いなと思いました。

両手の親指と人差し指で作った窓を覗く場面のインパクトはかなり大きいです。

そして物語の終わり方も印象的でした。

気になる方は是非読んでみてくださいね。


本日もお読みいただき、ありがとうございました!

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湘南占い◆白樺の騎士団でした!


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