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2023年7月の記事一覧

百寿文

百寿文

手持ちの布の中に、ひときわ格調高いものがあります。

買った時これはおめでたいものなのだと聞いたような

・・いや、聞いてなくても「寿」の文字がたくさんだから

おめでたいものに違いない。

調べてみると「百寿文」というちゃんとした文様の名前。

色々な字体の寿が並んでいます。

この暑さにつられて作っていると、いつまでも夏物になりそう。

ぐっとこらえて、ここからは

秋を意識しながらブックカバ

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ティーカップ2つ

ティーカップ2つ

吉住さんのすばらしい単独大阪公演に行ってきました。

一部わからなかったので(私自身のコンディションの問題)

帰宅後配信も購入して、脳内は吉住さんで満たされています。

何度も反芻、咀嚼するのがこういうイベントの醍醐味。

ブックカバーづくりは、

対象を深く考えることと親和性が高いので

内容とはリンクしてないけど、シンプルにタイトルから

作っていこうかなと思っています。

もともとティーカ

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アンダーカレント

アンダーカレント

今月のブックカバーはアップリケにしています。

刺繍だけで仕上げると時間がかかるだけでなく

時に重たすぎる印象になることもある。

ちょうどいいところをさぐりたいので

今月はアップリケを多用して

いわゆるディープラーニングしていきたい気持ちなのでした。

理論的に考えたりできるタイプでもないから。

spotifyで「スカート」を聴きながら、アップリケの図案を考え中

ある曲が流れてきました

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たのしいこととうらおもて

たのしいこととうらおもて

関西住みの嘆きは定期的に訪れます。

一大イベントだろうがよおと思うTV番組を視聴できない

それだけのことなのですが。一言は言わないではいられない。

(ツギクル芸人グランプリ2023が視聴できなかったんだ!!まんじゅう大帝国さん出てるのに)

生まれ方が違っていたら、社畜、またはモーレツ社員になりかねない

性格だと自覚しています。

本業は違うけれど、私の本筋はこちら(お裁縫)なんだから

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風鈴のブックカバー

風鈴のブックカバー

風鈴は南部鉄器のものがいいように思います。

好みはいろいろ、買い求めるポイントも様々でしょうが

その音色は他とは一線を画していると感じます。

音は記憶とつながってもいるから

ノスタルジーは個人的なものでしょうけれども。

刺繍するとなると、鉄器に多様な色形があるといっても

たとえば、

見た目の美しさから刺し甲斐があるのは

圧倒的にガラス風鈴。

そして藍色の浴衣ぽい布と合わせるのもい

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