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受動的に自己を開く3

11/6(土)
ユニテ(基町プロジェクトの持つギャラリースペース)に展示されている鹿田さんの作品は、広島の風景が写った記念ハガキを使った作品だ。同じ場所が写っていると思われる今と昔の記念ハガキを合成した写真作品になっている。今と昔を重ねていて僕は好きな作品だ。実現していないけれど、僕も、昔爺ちゃんが原爆にあった日に通った道のりを映像で表現するプランで、今と昔を重ねるような方法を取ろうと考えたことがあった。僕達がユニテに到着したとき、ちょうどその写真作品を鑑賞しているおばあちゃんがいた。作品に使用している昔のハガキには「広島県名勝太田川」と右から左に横書きで印字されているのだが、そのおばあちゃんは、川田太(かわだふとし)と逆から読んで間違えていた。なんだかとても良いなあと思った。太田川で何かやる時は、川田太という名義で何か作品をつくっても良いじゃないか。と思ったりした。

太田川ってどこのことを言うんだろうかと思い、Google Mapで先日調べたが、基町の横を流れているのは太田川だった。もう少し海側になると、元安川という名に変わっているところもある。山側のほうには安川と書かれている場所もあって、どこからどこまでが太田川なのか、よく分からなかった。

その後、基町団地を案内してもらいながら、団地の中に「猫村」と小学生の間で呼ばれている場所があって、そこには猫がたくさんいる。という話をKさんから聞いた。猫村も、何だか気になるな。

明日からがんばろう。

11/7 (日)
午前中に展示の映像データを差し替える。昨日も差し替えたが、音のレベルがうまくいっていなかったので、もう一度修正した。またオープンギリギリで更新完了。その後、基町で何か行動を始めたほうが良いだろうと思い、うろちょろしてみたが、ただ歩いただけだった。日曜日はショッピングセンターの店もシャッターが下りていることが多いようだ。人通りも少ない印象。中国人のやっている商店だけが数件営業していたから、チラシだけ渡したいと思って、何度か店の前を通り過ぎた。結局入れなかった。なんとなく、ひより気味。次は中国の商店にチラシは持って行きたい。帰宅。

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