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学校が5月に始まらない!と焦っていませんか?

新型コロナウィルスの感染防止の為、学校が休校となっています。本来ならば、5月7日から1か月遅れで新学期が始まる予定でしたが、ここへ来て、休校延長の動きが出ており、実際に、5月末まで休校延長という市区町村もあるようです。また、明日正式発表ですが、緊急事態宣言自体も延長する様子。となると、これから先、さらに休校期間に変更が加わり続ける可能性も否定できません。そしてここへきて9月新学期説もあり、これは、なんと、現役高校生から挙がった声で、インターネット上では高校生による署名活動も始まっています。

「学校はもうすぐ始まるものだとのんびりしてた!!」
「自分のテレワークで精いっぱいだった」
「ヤバい……。この1か月、うちの子、何もしてない……」

そんなお母さん、お父さんに、私は「オンラインまほらbo」を勧めます。

オンラインまほらboの4月

そんな中、私たち「アフタースクール『放課後まほらbo』」は、オンラインで活動を始めました。子どもたちの学びをとめなかったのです。
「算数」「英語」「国語」「生活」学校のカリキュラムとは全く違うアプローチで、子どもたちと一緒に4月を乗り越えました。

夕方、自分でやると決めた課題をこなすなど、それぞれの一日を過ごした子どもたちはzoomに集合。
大人スタッフとコミュニケーションをとります。前回「やること宣言」で宣言したことを発表。自粛期間中、親以外の大人と話す機会のない子どもたち。とても大切な時間です。
「生活」では奈良教育大学地域・教育連携室委員の三宅基之先生が、4月のテーマ「withウィルス」についてのミニ講義。私たち人類はどのようにウィルスと共存してきたか、根拠のないニュースやデマが流れる中、ロジカルな知識はとても大切です。
体操もします。自粛生活で子どもが体を動かす機会がとても少なくなっています。また、縮こまって画面を見るような姿勢が続くのも心配ですよね。
オンラインまほらboでは徳島大学荒木秀夫先生考案「がにがに体操」と「くねくね体操」を中心に、講師、大人スタッフも一緒にしました。
オンラインまほらboは、教科による授業も行います。
「算数」「英語」「国語」それぞれのプロが子どもたちと「共に」学びを深めます。
算数は、認知カウンセリングを基幹にしたアプローチで、4月は主にグラフや数の単位について探究学習をしました。
英語は、多感覚アプローチといわ れる指導方法が特徴の、ジョリーフォニックス。また、コミュニケーションコーナーでは、子どもたちは天気、好きな食べ物、色、動物などについて、表現できるようになりました。
国語は「東京はロックダウンすべきか」「フェイスシールドの作りかたを説明する」などタイムリーな課題作文を通じ、思考と表現ツールとしての言葉をどう使うか、また、なぜ反対意見を想定するのかなど、自分の意見を述べる基本ルールを学びました。

今、子どもにつけさせたい、本当の学力とは?

新型コロナウィルスの感染防止の為、学校が休校になり、休校が延期になり、学校からは教科書が届いただけかと思えば、顔も合わせていない先生から、宿題が山のように届く。いつ始まるか分からない新学期。このような、子どもにとって非常に厳しい環境の中、富士山のようにどっしりと「ぼくはだいじょうぶ」「わたしはだいじょうぶ」そう言える子どもになってほしい。そのために必要な3つの力があります。

1 自ら学ぶ力
課題を出されなくても自分で問いを立てられる力が必須アイテムとなります。
かつて学校の授業は受け身型でした。しかしここ近年、アクティブラーニング、探究学習と変化を取り入れ、一方通行の授業からは離れつつあったのですが、この休校をきっかけに、「一気に」時代は逆流しました。アクティブラーニングどころか、双方向のコミュニケーションがある授業でさえできなくなってしまったのです。
そんな中、オンラインまほらboでは、授業中の双方向コミュニケーションはもちろん、各教科ごとに、そして一日の受講ごとに「分かったこと」「疑問に思ったこと」「チャレンジしたいこと」を子どもたちが発表してきました。中には大人がびっくりするほど自由研究のように課題を進める子もいたのです。

2 仲間力
実は『アフタースクール「放課後まほらbo」』は、正式には「学童」です。東京学芸大学のEXPLAYGROUNDプロジェクトの1つ。「遊び」を「学び」に変える力を養うことなどをテーマにしています。みんなと上手く遊べたり、一人遊びを上手くするために必要な力は、学び方を工夫するのに必要な力でもあり、それはよりよい学びに繋がります。私たちが大切にすることについては、ページ最下部のスライドを見てくださいね。
外で思い切り遊ぶことのできないこの期間、オンラインで安心安全な場所を作ることが果たしてできるのでしょうか。私たちが一番心配していたところです。しかしこの4月のあいだ、子どもたちは、コミュニケーションを通じ、また「生活」の時間で一緒に体操や瞑想をしたり、授業内でお互いを認め合ったりして、関係性を築き上げてきました。安心・安全の場でこそ、本当に思っていることを口に出せるのです。

3 メタ認知力
この1か月、子どもたちは、自分が出来ることが分かっただけではありません。自分が「できないこと」も見つけるようになってきました。「ここが分からない」ということをしっかり教師に伝えるようになってきたのです。「もっとこうしたい」「明日からはこうする」頼もしい宣言も増えてきました。

オンラインまほらboは、5月も開講!

保護者の方からも、良いフィードバックをいただいています。(「オンラインまほらbo」4月アンケートから一部抜粋)

・時間管理がしっかりできるようになりました。
・勉強以外でも、自主的な行動が多く見られるようになりました。
・自分の好きなことを見つけてやるようになったと思います。

また、保護者自身にも大きな変化があったようです。

・できないことにフォーカスするのではなく、できることにフォーカスすること、子供と、好きを一緒に形にすることが楽しい時間になりました。
・1つのテーマを各教科と絡めてじっくり考察して、意見交換をしたり発表したりするなかで、深く考えたり、じっくり取り組む面白さを感じられたのではと思います。
・休校期間でコミュニケーションが気薄になっているなか、オンラインでもお友達や先生とお話しさせていただける貴重な時間でした。


さあ、あなたも「オンラインまほらbo」の仲間になりませんか?

いつ学校が始まるか分からないという、混乱の中、何があってもどっしり対応できる力を、親も子もつけませんか?
皆様の参加をお待ちしています!

【申し込み】お問い合わせもこちらから
https://forms.gle/inAh6d3LRK4kUa8s6

アフタースクール『放課後まほらbo』講師陣紹介

アフタースクール「放課後まほらbo」は、東京学芸大学EXPLAYGROUND事業のプロジェクトの1つです。
プロジェクトの主任は、東京学芸大学小森伸一准教授。
オンラインまほらboでは、奈良教育大学地域・教育連携室委員の三宅基之先生が、贅沢にも実行部隊に加わっています!

教科の先生を紹介しますね。

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他に、大人スタッフ、東京学芸大学の大学生たちも私たちを力強くフォローします。年齢が近い学生さん、将来教師になる学生さんは、子どもたちの人気者です。オンラインまほらboの大人スタッフ、学生スタッフについては、ホームページで紹介しています。

5月の時間・料金

●5月8日~5月29日の火曜日と金曜日 全7回
●タイムテーブル
15:15 接続開始
15:30~16:00 まほらboタイム
16:05~16:55 算数
17:05~17:55 火曜日国語/金曜日英語
18:00~18:30 まほらboタイム
●料金
・5月開催分 3時間/1日 全7回 10,000円(税別)

Story まほらboが大切にするもの

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もっと知りたい方は、ホームページをご覧ください。
https://www.maholab.org/

それでは、オンラインまほらboで会いましょう!