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 アンチコメや炎上について考察する。

 今回、結論はない。
 あえて結論付けるなら、他者との関りを断ちましょう。という事になる。

 批判というのはいつの時代も消えるものではないから。

 アンチコメや炎上は消えない。
 中野信子さんのおっしゃる「正義中毒」は、自分は絶対に正しいという思い込みから、他者を排除しようとする動き。
 これは不倫騒動などに多いと思う。

 それから、単純に気に入らないという感情。

 この人よりは上のはずだ、と思い、勝手に「上の立場」で評価をし制裁をし始める。

 いずれも、自分は公の場で評価する立場だ、という事が垣間見える傲慢な行為に思う。

 ストレス社会とスマホが絡まってしまったばかりに、この悲惨な状態になっている。

 攻撃している人の中には「またやってしまった……」と苦しい思いをしている人もいれば、「あーすっきりするなー」という人もいるだろう。

 「自分は評価する立場」⇒「自分が上(招かれるべき)」⇒「優越感」⇒「正しい事をしている」
 って本当に思い込んでいるのだから、脳みそって怖い。

 私は〝脳に踊らされる人たち〟と呼んでいるのだけど、人間は自分の所属を守る為に輪を乱す者を必要以上に批判したり、他所属を嫌いになるように出来ている。

 これは生存本能だから仕方ないし、付き合っていくしかない。

 そして炎上というのは共感した人間が便乗して発生する。
 批判のインパクトが強いと、「そうか!! 確かにそうだよな!!」って。

 それで当人が謝罪をすると、「謝って済む話か!!」と騒ぎ出す。

 もうそこまで言うなら、信用回復までのプランリスト作ってやんなよ。と冷静な目線で見ているとそう思う。

 被害者は加害者になる。
 ストレス社会にもまれて、SNSで自分と他人を比較をしたり、会社でいびられたり。

 そうやって耐えきれなくなった先で、自分が加害者になる。

 大層なことは申し上げるつもりは毛頭ありませんけれど、せめてこの記事に目を通してくださった方々は、自分自身で食い止める勇気を持てますように。

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