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【警告】みんな今すぐタイムリープをやめてくれ!人類が滅ぶ!

mahiroです。

今日は【警告】のため真面目な話です。

表題にも書いたみんなが今、気楽にやってるタイムリープなんだけど、
今すぐやめてくれ。
辞められないのはわかるんだよ。過去に浸ることもできれば、少し違う現実を味わうこともできる、なんなら全く違うようなパラレルワールドすらも。

だけどそのタイムリープが原因で俺がいる未来では「現実をまともな意識で生きられる人間」がいなくなった。要は廃人だ。

その理由と経緯、結末について話すから。

本当に、頼む。

※本記事は「現実に基づく脳科学」と「想定科学作品」とを組み合わせたライフハック術です。是非ご拝読ください。

タイムリープの基本知識について

今のあなた達には伝わりやすいと思う。
なんといっても2020年は世界線収束範囲理論が提唱された年だ。

”世界線収束範囲(アトラクタフィールド)理論”  
この世界の運命は「世界線」という弦のような形に例えられ、この弦の終点を変えることが出来ない為に「収束」という現象が起こる。

簡単に言うと、僕らの過去、現実、未来には複数の並行世界がある。
本当に少し違うだけなんだ。今日の朝ごはんが目玉焼きじゃなくて、スクランブルエッグだったくらいの。その1つ1つを世界線って呼んでる。
上図では3本しかないけど本当はもっとたくさんある。

この並行世界はずっと並行し続けるわけじゃなくて、最終的には一本の線になる、ピン止めされてるみたいに並行した世界線は収束する。

「結局何しても未来は変わらない」
その通りで、この世界線収束範囲理論が正しい限り、
僕らの現実はいくら足掻いてもいずれ収束する。結末は同じ。

収束する条件は「現実~未来」の間に起こる事実が現実で観測された時だ。
例えば「未来から来た超貧乏な自分」と「今の自分」が現実で遭遇した時、「未来から来た超貧乏な自分」が現実において観測されたことになり、
未来は超貧乏な自分に収束することとなる。

裏を返すと、「未来から来た大富豪の自分」と現実で遭遇すれば、
大富豪の自分に収束することになる。

ただな、この「未来の自分」に合うことができる技術は、タイムリープじゃなくて、タイムマシンなんだ。

断言する、タイムマシンで現実に来れる未来人は存在しない。
理由は割愛するが、少なくとも君たちが生きている間は存在しない。

なのになんで君たちはタイムリープするんだ!?

ごめん、前置きが長くなったが、要はタイムマシンが存在しない以上、
「現実~未来」において観測されている事実は「現実の自分」なんだよ。

だからな、この絵からわかるのは、未来は現実の自分の手によって変えられるってことなんだよ。

過去にタイムリープしても、収束してる「現在の自分」は変わらない。
未来にタイムリープしても、「未来は収束していない」から、結局は「現在の自分」に収束するんだ。

みんなが行っているタイムリープの方法とそのやばい事実について

みんなが行っているタイムリープの方法は、眼を開けてても閉じててもいい、「過去、未来、空想の世界」のどれかを頭の中で考えることだ。

【過去へのタイムリープ】
あの時、〇〇してたら今は違っただろうなあ。
あの時は彼女、彼氏と楽しく過ごせてたなぁ。

【未来へのタイムリープ】
この先の自分の未来が不安だ、どうなるんだろう
明日の商談行きたくないな…

【空想の世界へのタイムリープ】
あの時言った一言、実は〇〇ちゃんのこと深く傷つけたりしてないかな…
意図はわからないけど、あいつ絶対俺の事嫌いなんだろうな

これらのタイムリープの多くは、苦悩や怒りを生む。
もし幸せな姿を思い浮かべてたとしても現実の自分とのギャップに苦しむことになる。

そしてな、一番やばいのはこのタイムリープには本人の脳に膨大な負担とエネルギーを消費させている、ということなんだ。

最近の脳科学でわかったことなんだが、DMN(デフォルトモードネットワーク)という脳回路があり、この脳回路はタイムリープ時(過去、未来、空想世界に行くとき)に使われ、摩耗していく。
認知症の原因はDMN回路が摩耗しきったために起こるという研究もある。

そしてこのDMN回路は脳に供給されるエネルギーの6割~8割を消耗していく。タイムリープの代償はこれだ。

人々はタイムリープを行うことで、苦悩や怒りに塗れ、脳エネルギーの6~8割を失うのだ。

苦悩や怒りに塗れた結果、感情的な行動で大事な人を失い、人間関係を棒にふり、毎日苦しくなったりイライラしながら過ごすことになる。

脳エネルギーを失った結果、目の前の事に集中できなくなり、ケアレスミスならまだしも、重大なミスを誘発することになる。

タイムリープを拒む方法とそのメリットについて

君たちはこういうだろう。
「そんなこといっても無意識に考えてしまっているんだ」
その通りで、現代人はタイムリープをもはや無意識で行ってしまうようになっている。

僕の世界で、タイムリープを拒める一番簡単な方法は「呼吸」だといわれている。

『息を吸い、鼻から空気が入り、鼻孔を通って、肺に入る。胸が膨らむ。』
『吐き出すときには胸が萎み、力が抜けていく』

このような息を吸ったときに起こる、当たり前の動作を感じるだけで君の意識は「今この瞬間」に留まり、タイムリープしない、=DMNを使わずにいれる。

DMNを使わずにいると、集中力が向上し、考えが冴える。
それだけじゃなく、感情を司る偏桃体と、理性を司る前頭葉の力関係が変わり、苦悩や怒りといった感情的な自分を消していくことが出来る。
これを脳の可塑性と呼ぶ、簡単に言うと脳の神経回路が進化するんだ。

終わりに

みんなにタイムリープのやばさが伝わったかどうか不安だが、これらの脳科学的な内容は事実なんだ。

未来を変えることができるのは今この瞬間の自分だ。
タイムリープを行い、過去や未来の世界に浸ることで苦しむのも今この瞬間の自分だ。

君はどちらの「今この瞬間の自分」を選ぶだろうか。

僕からは以上だ。君に伝わることを祈る。

※世界線収束範囲理論を除く記載は全て事実に基づく内容です。