アメリカで看護師として働いていく時に必要なスキル~自分が出来ること出来ないことを正しく見極め伝える力~
⚠️私がここ三年ほどアメリカで働いてきた経験から思うことを綴っています。全てが当てはまるわけではないことをご了承ください。
アメリカ看護師人生初めてのオリエンティ(新人社員)
先日初めて新入社員の研修を一日受け持った。
事前にコミュニケーションもなく(こういうことは割と日常茶飯事)
当日出勤したらスケジュールに記載されていることを私は見逃して(自分にオリエンティなんてつくと思っていなかった)。同僚に教えてもらって気がついた。
新入りや日本でいういわゆる中途採用のような立場の看護師さんはアメリカでは決まった時期に入ってくるわけではない。
常に新しい人が入り、常に人が辞めていく。良いのか悪いのかそんなサイクルが繰り返されていく。
私がこれまで働いてきた医療機関では日本で受けていたようなプリセプターシップを採用している場所はなく、その日働いている人に教えてもらう。そんなことがスタンダードだった。
もちろんプリセプターシップを採用している医療機関も存在する。
でも私がこれまで働いてきた場所はどちらというと「現場に出て行って働いて行って分からないことがあったら聞く」
そんなことを推奨している場が多かったように思う。
技術チェックリストや看護師〇〇年になったらこの技術などといった決まりもない。
不安だったら誰かと一緒に入ってもらったりするのでここで
が必要になってくる。
「正しく」判断するとは?
ここで「正しく」と付け加えたのには理由がある。
性格なのか、日本人というお国柄なのか自分の能力や技術に謙遜してしまうことが多い気がする。
褒められても「いやいや。そんなことありません。」というのが礼儀みたいなところを叩き込まれているか案外自分をきちんと評価することが結構難しい。
できる、できないという2極端でなくてもいいと思う。一回見たらできるとか、〇〇したらここまで達成できるという伝え方でもいいと思う。
今回受け持った研修生にも業務をやってみらいながら常に「どこまでできるか、知っているか、やったことがあるか」などを確認しながらすすめた。
アメリカで看護師として働いていくのに必要な意識しないとついていかないスキル
英語、NCLEXに合格する、看護技術
もちろんそれも必要だけれでもまたアメリカで看護師としてThriveしていくのにそれ以外の目に見えにくいスキルも必要な気がする。
そんなスキルをアメリカ看護師ピアサポートコミュニティでは培ってほしいなと常々思い、思考錯誤しているわけであります。
No Rain, No Rainbow.