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オンラインコミュニティ収益化から1年。いま思うこと。

アメリカ看護師ピアサポートコミュニティを発足して丸一年が経った。

発足してというより「収益化」を始めてから1年。

今まで無料で開催していたコミュニティをお金をもらい、再始動することにただならぬ不安と恐怖があった。


価値があるのか?
人が集まるのか?
他の人にどう思われるのか?
お金をもらいながら続けてもらえる価値があるコミュニティを維持できるのか?


当たり前だけど無料でやっていた時から人数はグッと減った。

でも収益化したことへの後悔は全くない。

人数は減ったけど、その分一人の人に注げるエネルギーは大きくなったし、コミュニティメンバーさん一人一人との距離感ももっと近くなった。


私が見えないところのメンバーさんの努力や葛藤もあるけれど、じっくり時間をかけて見守らせてもらってると一人一人の成長が見える。

そんな中私自身、歯痒い葛藤を味わった。

アメリカ看護師になるという長い長い自分との戦い、挑戦の中でどうしてもこれ以上私には手が出ない領域というのが必ず存在する。


ビザや書類申請という物理的なものもあるけど、それ以上に「心理的な葛藤」。


共感はできるし、励ますこともできる。
私や他のメンバーさんからアイディアをもらえることは出来る。


でもその先はその人個人が戦わないといけないこと、というのがどうしてもある。


それが見えた時、何かしてあげたいけど出来ない!

そこからは私も立ち入れないし、その後あーどうなってるかなあとヤキモキすることもある。


時間やタイミング、何かによって彼女達が壁を越えられるようにただ祈るしかない。




この1年間、看護師として現場に立ちながらこのコミュニティも運営してきた。


容易いことではなかった。

でもそのどちらもがあったから、看護師として現場に立つことが出来たし、コミュニティの運営者としても立つことが出来たと思う。


与えながら、どれだけ与えられたことか。


またこれからの1年どんなことが起こるか。

楽しみです。




この1年間の多くの成果のひとつとしてひとりの日本人ナースがアメリカでICUナースとして現場へと飛び立ちました。


また、有料化する前のグループにいた人からも多くのアメリカ看護師が誕生しました。

丁寧にメッセージをくださる人もいて本当に心温まる気持ちになります。


I am very pround of you all!


何かテーマ性のある記事にしたかったけど、思いを馳せているといろんな感情が沸き上がって上手くまとめられなかったけど、それほどの思いが詰まった1年だったということで。


No Rain, No Rainbow.




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