複数の曲を練習するコツ

みなさまこんにちはMAHINAです★

ピアノを習っていると、あの曲この曲いろいろ演奏したくなりますよね。それで気がつけば手付かずの楽譜の山・・・

あるあるです(笑)

私の場合、レッスンの試験のための曲と仕事用の曲、場合によっては発表会やストリートピアノ演奏用と大体2曲〜4曲ほど一度に譜読みして練習する事があります。ジャンルはクラシック、イージーリスニング、JーPOP、たまーーーに歌の伴奏です。

今はいろいろなことが自粛中なので、以前ほど抱えていませんが、2曲は必ず並行して練習しています。

今日は一度に2曲から3曲を持ち曲で練習する方法をお伝えしたいと思います。

まずは、弾きたい曲を並べて、優先順位の低いものは仕舞っちゃいます(笑)仕事もそうですが、早く物事を進めるには整理整頓です。

弾きたい曲の「調」を確認してください。同じ調の曲を組み合わせて並行して練習すると効率よくできます。

例えば、ショパンの雨だれは変ニ長調です。乃木坂46の幸せの保護色も同じく変ニ長調です。ジャンルは違いますが、同じ調なので、譜読みが比較的楽にできます。(※私はクラシックは全音、Jpopはヤマハプリント楽譜を使うことが多いです。)

弾き始めにハノンでスケールの練習をしてから曲に取り組む方も多いと思います。上記の例えで言うと、ハノンで変ニ長調のスケール練習を行い、曲の練習をすると指がどの音を弾くのかわかっているので、ミスタッチしたり、譜読み間違いも起こりにくいです。

もし、同じ調の曲がない場合は、平行調の曲を探してみてください。ハ長調の場合はイ短調です。長調と短調のスケールがハノンに1ページ内に収まっていると思います。

私はノクターンとバッハの平均律を並行して練習しましたが、調も異なり、弾き方も全く正反対の形だったので、2曲続けて演奏すると気持ちの切り替えが難しく、ミスが多かったです。ものすごくヘタクソな演奏をしてました。

このように同じ調で組み合わせておけば、何曲か続けて弾くときに気持ちの切り替えがうまくいかないなどの不安や音の認識のズレみたいなものも防げます。

曲の演奏時間が長いものと短いもので組み合わせるのもオススメです。2曲とも演奏時間が長いものを抱えてしまうと、途中で集中力が切れてしまったり、ミスしたまま覚えてしまったりする事があります。1分〜2分くらいで終わる曲はアンコールだったり、ちょっとなんか弾いてよって言われた時にかなり使えますので、ぜひトライしてみてください。

例えば・・・バルトークのミクロコスモス ブルガリアンリズムによる6つの舞曲、ダカンのカッコウ、バッハの平均律プレリュード第1番、つむぎ歌、ショパン前奏曲第7番など...

効率的に複数の曲を練習して、楽譜の山を無くしてしまいましょう♪

最後までお付き合いありがとうございました!




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