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昔の私がそうだったように、双極(躁うつ病)で働くことに悩む人に何かできないか

「松浦さん、また仕事変えたんだね」

「ひでは何をしてるかいつも分からない」

私が20代の頃、友人と久々に連絡をとると高い確率で言われてきたセリフです。

言われることはごもっともと思ったし、また言われるのが恥ずかしくて、というかイヤで、その後に疎遠になった人も多い。

21歳(大学4年)の時に私はうつの診断を受け、自分自身を「時々、気分がすごく落ち込む性格」位にしか捉えないまま社会に出ました。

着目しなかった「めちゃめちゃ元気で寝なくて平気で仕事もバリバリできる」と思ってる状態が実は病気の症状と知ったのは27歳、2010年のこと。

病名は「双極性障害」


以前は躁うつ病とも呼ばれていて、自分ではコントロールできないほどの気分の上がり(躁状態)や下がり(うつ状態)が一定期間続く病気。

躁うつ病という診断名の頃は、躁状態により人に危害を加えたり散財して自己破産の可能性も出るほどの入院が必要になる人が診断される事が多い病気だったそうです。周りから見て分かりやすいので治療に繋がりやすく、今で言う「双極性障害Ⅰ型」にあたるものです。

一方、軽度の躁状態、周りからはいつもより元気と思われるくらいだけど、その軽度な気分高揚の後には大体うつ状態が来てその落差で苦しむ「双極性障害Ⅱ型」。私はⅡ型の診断を受けました。

双極性障害は浮き沈みの落差の大きさや躁とうつが混ざった症状などにより、他の精神疾患と比べても自殺率が高いと言われます。

私自身も長年誰にも言えずにいましたが、内面の浮き沈みに苦しみ、消えてしまいたいと考える症状と何度も付き合ってきました。浮き沈みが起因して仕事を何度も代わり、それを見た友人の言葉が冒頭のものになります。

双極性障害と診断後、ご縁に恵まれ周囲からのサポートも受けながら病気対処のトレーニングを受けました。その甲斐もあり、前職まで2年以上継続勤務したことない私が、現職は2021年2月で勤続10年目に入ります。

「昔の私がそうだったように、双極で働くことに悩む人に何かできないか」

と考え、準備を進めてきたのが双極×働くに特化したWebメディアです。そしてそれを立上げ、継続運営すべく2021年1月12日からクラウドファンディングを開始しました。

この活動は松浦個人の活動ではなく、所属する会社リヴァの新サービスとしてスタートします。

「私の事を理解してくれる組織の中でサポートを受けながらやりたい事にチャレンジする」

これは私なりの双極対処の一つでもあります。

10分程度はいただくかもしれないですが、お手すきの時にリンク先の文章を読んで頂けたら嬉しいです。

また、「応援してもいいよ」という方がいれば無理のない形で支援やシェアやいただけるととても有難いです。

長文となり、お時間いただきました。最後までお読みいただきありがとうございました。

「働くことに悩む双極性障害(躁うつ病)の人向けのWebメディアを作りたい!」


最後までご覧いただき、ありがとうございます。