「双極性障害」×「働く(ワーク)」のトーク会 #双極ワーク 2020年 第4回 実施報告
双極性障害と働くをテーマにゆるりとトークする会「双極ワーク」の2020年第4回(通算22回目)を5月30日(土)に実施しました。
以下、スタッフのシラユキがレポートします。
●チェックイン
三密を避けてのオンライン開催も3回目になりました。今回は人数を増やし12名の方にご参加いただきました。
新潟、大阪、香川など遠方からの参加者も増えました。
まずは通常の双極ワークの進行と同じく、主催者の自己紹介とスタッフの挨拶があり、続いて皆さんに自己紹介と今の気分を伝えてもらいました。(+が軽躁、-がうつで5段階評価)
0〜-1の方が大半で、+2〜-2の幅におさまっていました。働くことを考えられる状態を参加の目安にしているので比較的安定していますね。
また今回は話しやすい雰囲気づくりのため、皆さんにリラックス出来るものをご用意いただきました。
好きな飲み物、いい香りのするもの、肌触りのやわらかいものなど、思い思いのグッズをご紹介くださいました。
●双極ワーク
続いて2グループに分かれて本編のテーマトークを行いました。
「双極性障害×働く」に関するトークの話題は以下の通りです。
グループ1
・オープンで働いたことがありますか?どんな感じですか?
・休みの日の過ごし方について聞いてみたい
・休職または退職された方は、どのくらいの期間を経て復職または転職活動されましたか?
・転職活動やキャリアをどう進めていけばいいか
・障害者雇用について詳しく聞きたい
グループ2
・働くことの楽しみをどれだけ追及できるか?
・しゃべり過ぎる状態をどのように気をつけているか
・疲れやすさなど、仕事に支障のある不調にどう対処しているか
・自立と働くことについて。自分の能力の限界をどう見極めるか
・体調安定のためセルフモニタリングを行なっているが、合っているのかどうか
●チェックアウト
本編終了後に皆さんから次のような感想をいただきました。
・同じ症状の人と話すのが初めて。不安が軽減した
・これからの就労について皆さんと話して心が軽くなった
・気持ちが楽になり、これから頑張ろうと思った
・参加は勇気が必要だったが、当事者とつながる安心感があった
・一人では考え付かなかったことを皆さんから得られた
・普段精神障害者に見えないと言われるが、皆さんも同じように普通に見えた
・悩みに対しアドバイスをいただき、勉強になった
・優しい空間で話が出来た。また参加したい
・それぞれの知恵が共有出来た
●ご感想
参加していただいた方々のご感想をTwitterから引用して掲載します。
●次回の#双極ワークについて
次回は6月27日のオンライン開催となります。
遠方からも参加しやすく、リアルでは勇気がいるなど二の足を踏んでいる方もこの機会にぜひご検討ください。双極ワークでお会い出来ることを楽しみにしております。
申込みページはこちら(受付開始は6月7日(日)12時[正午]から)
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