見出し画像

4.ままの実家へ1人でお泊まりへ

体にもSOS信号が出てくるようになり、体調が悪い日が続くようになりました。

このまま我慢してたら自分はどうなってしまうのだろうか、そんなことを考えていたとき、もうすぐバレンタインだということを思い出しました。

私と彼氏の記念日はバレンタインだったので、作ることは決めていたのですが、
色々ありすぎてそれどころではなかったのでしょう。

ままの実家は私の家のすぐ近く(徒歩5分)にありました。

ちょっとくらい家から出ても大丈夫だろうと思った私は、お菓子作りが得意な
ままの妹(叔母1号)にバレンタインを手伝ってもらうことを口実に2日ほど泊まりに行くことにしました。

バレンタインの2日前、学校終わりにそのままばぁばの家に向かいました。

久しぶりに会ったので沢山お話できてめちゃくちゃ楽しかったです。

叔母2号の部屋で一緒に寝ることになり布団に入る前、
(またあの家に帰らないといけないのか)
そう思うと辛くなってきて、また泣いてしまいました。

叔母2号はびっくりして、

2号「どうした〜!?」

と駆け寄ってきてくれました。
本当のことを言うのが怖かった私はずっと黙り込んで何も言いませんでした。

2号「普段あんまり泣かないまひろが泣くの珍しいね。なんかあった?」

そう優しく言ってくれました。
もう言ってしまいたい。そう思いました。

私はあったこと全てを言いました。
大号泣。もうそれは大号泣。すっごい沢山泣きました。

2号もまさかそんな話が出てくるとは思っていなかったでしょう。
唖然としていました。

2号「辛かったね、頑張ったね、教えてくれてありがとね」

そう言ってくれました。
言ってよかったのかな、と少し救われた気がしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?