見出し画像

サロンを作ったとき意識した4つの事

個人でサロンを持ちたいと思う人って
今はどのくらい居るんだろう。

私が憧れたのは、もう20年前。


あの時は、お家サロンより
テナント借りて、雑居ビルの中に
隠れ家のようなサロンを出したいっと思ってました。

21歳から修行し
夢は叶い
自分のサロンを持ったのが28歳。

金融機関から借入はせず
親から借りた100万円と貯金で
店舗借りて、内装工事して
余った微々たる運転資金でスタート。


最初は、自転車操業で
毎月の売上から
サロンインテリアを整えていきました。


①ビジネス初期はスモールスタートから。


始めから、理想のサロン空間をつくるのも良いけど
お金も顧客もない時は、最低限必要なものを整えて
後は、頑張って稼いでジワジワと理想に近づいていくのも
楽しいものでした。


欲しいものがある方が、頑張れます。
次はソファー買う!
次はストーブ買う!など
毎月出た利益で、ネットサーフィンして選ぶの楽しかったし
ちょっとづつ変化するサロンをお客様も楽しんでくれました。



②テナント借りる時、ダメ元でも交渉してみる。

20代の時に、大阪の大人たちが
「これ、もうちょっと安くならへん?」と
挨拶のように値下げ交渉するのを見てきたので
言うのはタダと叩き込まれた私は、大阪帰りらしく
家賃の値下げ交渉と、壁紙綺麗にして欲しいなーなど
なんの悪気もなくお願いしてました。


おかげで、店舗と駐車場代込みで
片手の家賃で借りる事ができ
壁紙は無理だったけど、エアコンつけてくれました。


どこの馬の骨かわからない小娘に
好条件で貸してくれた大家さん!


この時の感謝があったから
約10年間、トラブルもなく
良い関係性で借りる事ができました。


後から聞いた話だと
若者の挑戦を応援をしたいと仰ってくれてたよう。

3年後に、ヨガスタジオを併設する時も
同じように応援してくれ
破格の家賃で借りる事ができました。

だから、私はあの場所で
10年は頑張ると決めたんです。

大家さんは、ガソリンスタンドのオーナーでしたが
地域でも評判のいい社長でした。
私は、素晴らしい経営者の振舞いを見させて頂きました。


③エネルギーの良い場所や、人の近くに居るのも大事。


お客様も、迷惑な人はお断り。
初期の頃は、反社っぽい人や時間を守らない人
従業員に変なこと吹き込む人などいたけど
2年くらいかかって、居なくなったときはスッキリしました。


軌道に乗ってない時は、お断りするの勇気がいるけど
迷惑な人がいるうちは、良いお客様も定着しないと思います。
自分のエネルギーは、そんなところに奪われて消耗してはいけない!



現在は、移転し家賃がかからなくなったので
好きな仕事とやりたい事に挑戦できる日々になりました。


移転時は、事業計画書かいて補助金を取り
経営者の知り合いに紹介してもらい
銀行融資もスムーズに話が進みました。



④補助金や助成金などを活用し、人に頼るのも大事。


初めて、事業計画書かいた時は
大変すぎたけど、商工会議所も助けてくれます。


1人で頑張らず、いろんな人に相談したり
情報をちゃんと得て活用しましょう。



今の私だったら、テナント借りて
家賃が発生するビジネスは、なるべくしたくないけど
あの10年間のテナント経営のおかげで
がむしゃらに頑張れたし、工夫したし
沢山の方々と出会う事ができました。


だから、個人サロンにチャレンジしたいと思う人は
リスク許容範囲内で
どんどんやってみたら良いじゃないかなと思います。


・スモールスタート
・ダメ元で交渉
・良いエネルギーが流れてるか
・人に頼る、補助金活用

これらは私の中では基本で、新しいこと始めるときはいつも意識しています。

個人サロンは、上手くまわり始めると
自分の好きな空間の中で、大好きなお客様たちと過ごすことができる最高の場所。

そんな空間を作り上げていく仲間が増えたら嬉しいです。

現在のサロン風景


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?