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しゅうかつ新シリーズ~「日本の食文化の裏表を語ろう対談」1〈【食品添加物①】~「食品添加物の許可は英国が21で日本1512。この状況をかえるのは至難の業だね」「シュウカツをやりだしたことのひとつにさ、これまでの食生活考えると我々の世代はそこまでは長生きはできないだろうと思った次第です」~〉

模話1「ボクだって、のーてんきなこと語ってるだけじゃないのじゃ」

模話2「なんだ急に?」

模話1「美味しんぼの雁屋哲さんのエッセイ読んだよな?」

模話2「うん、初期のまだ明るいやつね」

模話1「あれに、美食をテーマにした作品を書いていながら、実はやめられないジャンクな食べ物の話があったよね?」

模話2「詳しく覚えてないけど、白いご飯にソースやケチャップなんかの調味料を混ぜたものをかけて食べる話?」

模話1「うん。あれ好きでさ。その調味料に化学調味料はたぶん入ってるよね?」

模話2「たぶん」

模話1「健康によくないって、わかっちゃいるけどジャンクなものを食べたくなるのは健康な人ってことじゃないかと」

模話2「体がほんとに調子悪いとジャンクな食べ物は体が受け付けないからね」

模話1「健康だと可動域を多少広げても病気になるまではいかないもんだよね。解毒や排泄機能が正常ならさ」

模話2「もわくんはジャンクなものを今はなるべくやめてるんだよね?」

模話1「長生きしたいしね。いままで好き放題にしてきた習慣はシュウカツとともにやめてるんだよね」

模話2「添加物や残留農薬の話は美味しんぼも取り上げてたよね」

模話1「だから、素晴らしい作品だったなって思うよね。安部司さんって日本の添加物文化をつくりあげることに貢献(笑)してきた人がいるじゃん? 水道橋博士の動画にも出てる有名な人。イシ○のミートボールの開発に関わってたらしいんだけど…娘さんとかが好きでうちでその添加物まみれの食べ物を食べてたのにショックをうけて、添加物の実態を訴える側に回った人なんだって」

模話2「パンドラの函をあけて1個ずつ回収しようとしてる方ってことね。しかし、彼もいってるけど食品添加物の許可は英国が21で日本1512。この状況をかえるのは至難の業だね」

模話1「シュウカツをやりだしたことのひとつにさ、これまでの食生活考えると我々の世代はそこまでは長生きはできないだろうと思った次第です」

模話2「あらゆる食品は添加物だらけで、遺伝子組み換え放置していい法律改正や残留農薬、土壌汚染、海洋汚染とか改善まではいってないからね」

模話1「リン酸塩だとか残留農薬の体内への蓄積の影響は少なくないだろうしね」

模話2「とはいえ、何も食べないわけにはいかないからね」

模話1「この間、久しぶりにVELOCEでツナサンド食べたわけよ」

模話2「どうだった?」

模話1「こんなに美味しかったかなって思うくらい美味しかったな(笑)」

模話2「ペヤングとか食べたくなるもんね(笑)」

模話1「これまでのジャンクな食べ物の歴史を否定批判してもいまさらだからさ。たのしかった事実は正確に思い出したいと思うよ」

模話2「時代の記録は結構いいかげんなものは少なくないし、もわくんが考えるように細かい食文化とか音楽や日常生活の記憶って大事にされないからみんな忘れてること多いんだよね」

模話1「シュウカツシリーズはそういう意味で自分の歴史のぼうびろくみたいな感じなんだよね」

模話2「食文化での現在の危惧はなに?」

模話1「日本が事実上人体実験台になってる状況を若い世代が理解できていけばいいなあと。腎臓、肝臓、肺。3つの大きな浄化器官をぶっこわす実験台だからさ、さまざまな事情があるだろうし、裏側含めてしたたかに、うまく長生きをしてほしい。健康でいてほしい。こんな状態だけどいまよりよくなっていくことを願うね」

模話2「続く~」