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とーます模話 小説作品集

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自分の中の煙を吐き出し、取り出してみてみる。そして、それがどんなものであるかを確かめたい。いつの日か、何もかもありのままで自分を受け入れる時がくると信じたい。
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#ユキオ

【少年・青年・中年・老年小説集】「モノベさん外伝…〈仙人と遇った話②〉」

見晴らしのよい場所に着いた。 杖をついていた老人について 一緒に空を飛んだ。 飛んでいると…

とーます模話
1か月前
5

【少年・青年・中年・老年小説集】「モノベさん外伝…〈仙人と遇った話③〉」

「老師…なんで、ボクの夢に出てこられたんでしょう? 何か理由があるのですか?」 過去生が…

とーます模話
1か月前
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【少年・青年・中年・老年小説集】「モノベさん外伝…〈仙人と遇った話①〉」

昨日の土曜日、ある喫茶店で占いをしてもらったあと、 池袋にバスで行き、天龍の支店で餃子を…

とーます模話
1か月前
6

【ロック少年・青年・中年・老年小説集】「中年からのバンドやろうぜ1…〈肥満とブル…

バンドの練習テープを持ち帰り、ユキオはうちで聴いてみた。 久しぶりに入った割には音は鳴っ…

とーます模話
3か月前
7

【ロック少年・青年・中年・老年小説集】「中年からのバンドやろうぜ1…〈肥満とブル…

修了式で、ユキオは表彰をうけた。 男女両名の優秀成績者… もちろん、体重が減ったということ…

とーます模話
3か月前
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【ロック少年・青年・中年・老年小説集】「中年からのバンドやろうぜ1…〈肥満とブル…

MRI検査までは1か月半ある。 回転性のめまいは、自力でしか治せないのではないか? 直観的に…

とーます模話
3か月前
7

老年期少年小説 「誰もいなくなったのはなんで?〈7〉」【すべてはなくなってしまった①】

還暦を過ぎて、再び上京した。 関西で出版社で校正の仕事をしていたのだが、 切りがいいタイミングで引っ越しをした。 夫婦での移住には親戚一同が反対していたが… ユキオの一存で決行したのであった。 知人友人の大半も反対。 東京の出版社A社をとは関西時代も取引があった。 ユキオは多少、A社をあてにしていた。 関西で働いていたB社も、編集者とは良好な関係を築いていた… そう思っていた。 他にも知り合いがいて、なんとか仕事は得ることができると 考えていた。 引っ越しに1か月ほど

【ロック少年・青年小説集】「25歳からのバンドやろうぜ1~初めてのステージに立って…

「ユキオ、コーヒー飲むか?」 ヒデキはネルドリップで出してくれる。 それが喫茶店よりうま…

とーます模話
6か月前
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【ロック少年・青年小説集】「25歳からのバンドやろうぜ1~初めてのステージに立って…

ユキオにはロックやギターの師匠にあたる人間が何人かいた。 ヒデキはいとこで5歳年上。 元プ…

とーます模話
6か月前
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