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とーます模話少年小説

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少年期の思い出をもとに、書きました。
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#天方

三人の記憶:藪の中⑩~マリ先生⑥〈マリ先生vs.天方くん4〉~浄化の完了【少年小説】

「兄は、何かを呼んでしまったことには気づいてないようでした…」 「あなたは気付いたのね?…

とーます模話
6か月前

三人の記憶:藪の中⑧~マリ先生④〈マリ先生vs.天方くん2〉~初対面でのカウンセリン…

「天方くんね、須加マリです。スクールソーシャルワーカーとしてこの高校に来ています。よろし…

とーます模話
6か月前
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三人の記憶:藪の中⑦~マリ先生3〈マリ先生宅にて②_マリ先生vs.天方くん〉~天方…

目を閉じたまましばらくリーディングをしていたのか…マリ先生は、気功の先生のような呼吸をし…

とーます模話
6か月前
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三人の記憶:藪の中⑥~マリ先生2〈マリ先生宅にて①〉~かつ丼はかつが3枚で卵2つ…

マリ先生のうちにあがらせてもらった。 2DKで独り暮らしには十分な広さだった。 リビングの…

とーます模話
7か月前

三人の記憶:藪の中⑤~マリ先生1〈クラスターの話など〉~【少年小説】

天方くんと面談をしようと決意したあと、放課後にある女性から声をかけられた。 学校に最近や…

とーます模話
7か月前

三人の記憶:藪の中④~春岡くん~【少年小説】

「小鹿先生、お待たせしました」 「春岡くん、悪いわね。昼休みなのに」 「黒田くんに渡した小…

とーます模話
7か月前
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三人の記憶:藪の中②~黒田くん1~【少年小説】

 購買部は1階にあった。 あまりよいことではないが、教員には優先的にパンを売ってくれる。 希望を書いておけば、午前中にも購入が可能だ。私はあまり食べないのでサンドイッチとデニッシュもどきのねじれたパンをひとつ買っておいた。 国語教員の準備室の隣に就職相談や進路相談をする部屋がある。 元々は図書室に付属した部屋だったが、図書室にはすでに小さな準備室があって、上製本だけが飾られた殺風景な部屋を改造して8つのブースをつくり、相談室にかえたのだった。 国語教員の準備室の隣でもあ

三人の記憶:藪の中③~黒田くん2~【少年小説】

「小鹿先生、実はもう一つ感想文持ってきました」 「え?どういうこと?」 「春岡くんが書いた…

とーます模話
7か月前
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 三人の記憶:藪の中①~小鹿先生と荒鷲先生~【少年小説】

「黒田君…」 「小鹿先生、なんでしょう?」 「ちょっと、昼休みに少しだけ時間とってくれない…

とーます模話
7か月前
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