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とーます模話少年小説

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少年期の思い出をもとに、書きました。
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2023年11月の記事一覧

三人の記憶:藪の中⑧~マリ先生④〈マリ先生vs.天方くん2〉~初対面でのカウンセリン…

「天方くんね、須加マリです。スクールソーシャルワーカーとしてこの高校に来ています。よろし…

とーます模話
6か月前
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三人の記憶:藪の中⑦~マリ先生3〈マリ先生宅にて②_マリ先生vs.天方くん〉~天方…

目を閉じたまましばらくリーディングをしていたのか…マリ先生は、気功の先生のような呼吸をし…

とーます模話
6か月前
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三人の記憶:藪の中⑥~マリ先生2〈マリ先生宅にて①〉~かつ丼はかつが3枚で卵2つ…

マリ先生のうちにあがらせてもらった。 2DKで独り暮らしには十分な広さだった。 リビングの…

とーます模話
7か月前

三人の記憶:藪の中⑤~マリ先生1〈クラスターの話など〉~【少年小説】

天方くんと面談をしようと決意したあと、放課後にある女性から声をかけられた。 学校に最近や…

とーます模話
7か月前

三人の記憶:藪の中④~春岡くん~【少年小説】

「小鹿先生、お待たせしました」 「春岡くん、悪いわね。昼休みなのに」 「黒田くんに渡した小…

とーます模話
7か月前
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三人の記憶:藪の中②~黒田くん1~【少年小説】

 購買部は1階にあった。 あまりよいことではないが、教員には優先的にパンを売ってくれる。 …

とーます模話
7か月前
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三人の記憶:藪の中③~黒田くん2~【少年小説】

「小鹿先生、実はもう一つ感想文持ってきました」 「え?どういうこと?」 「春岡くんが書いたんです」 同学年で違うクラスの春岡くんがなぜ書いたのか分からなかったので、黒田くんに聞いてみた。 すると、春岡くんと黒田くんはある小説家つながりで仲が良かったようだった。 電話もする関係で、昨夜、今回のことを話したそうだ。春岡くんは天方くんとは同じ中学校出身だ。 天方くんとは部活動も同じで確かバドミントン部だったはずだ。 春岡くんは両方の人間と交流がある関係だった。 「読んで

 三人の記憶:藪の中①~小鹿先生と荒鷲先生~【少年小説】

「黒田君…」 「小鹿先生、なんでしょう?」 「ちょっと、昼休みに少しだけ時間とってくれない…

とーます模話
7か月前
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